F1 ミシュラン
ミシュランは、2020年にF1タイヤ供給元として復帰することを検討していることを認めた。

先週、FIA(国際自動車連盟)は、2020年から2023年までのF1タイヤサプライヤーの入札を発表。入札に際し、2021年から18インチの低扁平タイヤの導入やタイヤウォーマーの廃止を予定していることが概説された。

ミシュランは、かねてからF1へのタイヤ供給の条件として18インチへの拡大を挙げtいた。

ミシュランの広報は入札概要を確認しており、F1復帰に関心を持っていることを認めた。

「そうですね。我々はテキストを確認しています」とミシュランの広報担当は RaceFans にコメント。

「タイヤのスペックが、ミシュランのテクノロジーへのアプローチと一致していることを確認する必要があります」

2011年にピレリがF1の公式タイヤサプライヤーに選定された際、よりエキサイティングなレースを生み出すためにデグラデーションの高いコンパウンドを提供することが要求された。

FIAが発行した入札概要では、2020年から2023年までのタイヤサプライヤーは“デグラデーション、耐久性、作動温度、摩耗特性に関連する競技のスペクタクルに影響を及ぼす条件”を満たさなければならないと記されている。

しかし、ミシュランの広報担当は、同社は「ショーだけには関心はありません。ミシュランにとっても技術的なチャレンジでなければなりません」と語った。

18インチタイヤが導入されるのは2021年からのため、今回の4年契約ではタイヤサプライヤーは2020年に1年間だけ現在の13インチ仕様のタイヤを供給する必要がある。

「我々にとって13インチタイヤを製造することは可能なことですが、やりたいことではありません」とミシュランの広報担当は続ける。

「複雑さがさらに増すことになりますし、実現したいことではありません」

FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティグは、現在の13インチのフォーマットは“かなり古風”なものであると認めており、新しいタイヤの入札者と新しいホイールフォーマットを同時に実現できるかについて“我々の法務部門と現在のサプライヤーの法務部門との間で議論が行われている”と述べた。

「既存の契約を(1年だけ)延長できれば、かなり素晴らしいだろうが、それは実現しないだろう」とチャーリー・ホワイティングは述べた。

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カテゴリー: F1 / ミシュラン