2025年F1 マイアミGP スプリント予選:11番手以下 ドライバーコメント
2025年F1 マイアミGPのスプリント予選で11番手以下だったドライバーのコメント。5月2日(金)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリのスプリント予選が行われた。

トラックエボリューションを考慮してできるだけ後半にタイムを出したいと考えるなか、全20台が出走するSQ1ではピットレーンから大渋滞が発生。角田裕毅(レッドブル)を含めた5名のドライバーが時間切れとなり2回目のアタックをすることができなかった。

11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
「スプリント予選では自分たちのポテンシャルを最大限に活かせたと思う。FP1が難しかっただけに、P11という結果はとても満足している。FP1でミディアムタイヤでフラットスポットを作ってしまって、その後の予選ではソフトしか残っていなかったのが厳しかったけど、4周使ってやりきった。チームとしては良いスタートを切れたので、この勢いをスプリントにもつなげていきたい」

12番手:エステバン・オコン(ハース)
「クルマにはもう少しタイムが残っていたと思う。特に最後のコーナーで少し深く突っ込みすぎてしまって、どれだけタイムを失ったのか確認する必要があるけど、それでもSQ3に進むには届かなかったかもしれない。全体的にはポジティブな内容だったと思う。マシンのフィーリングは良くて、戦える状態にはある。ただ、スプリントでポイントを取るには8位以内に入らなきゃいけないから、それにはまだ足りない。明日に向けてベストを尽くすよ。今日は本予選へのいい準備にもなったし、ジェッダの時よりも感触は確実にいい。シミュレーターでの作業や、今週ここでの走行を通じて、改善が見られたのは確かだ。でもまだやるべきことはあるね」

13番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
「ここマイアミに戻ってこれてうれしいよ。ファンの熱気もすごいし、やっぱりF1は特別な舞台だね。今日はFP1が一回しかなかったから、その中でいかに準備するかが重要だった。朝のフリープラクティスはすごく難しかったけど、スプリント予選に向けていい方向に進めたと思う。SQ2の最後のランでは、タイヤが少し冷えたままで最初の区間でグリップを失ってしまって、コンマ2~3秒遅れてしまった。でもその後の区間ではしっかりグリップもあったし、内容は悪くなかった。今日は得られたデータをしっかり見直して、エンジニアたちと一緒にスプリントに向けて準備していくよ」

14番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
「かなり混乱したセッションだった。FP1とは全然違った感じだったね。午前中はクルマの調子が悪くなかっただけに残念。スプリント予選ではバランスに苦しんでしまった。チームとしていろいろと分析が必要だし、それを活かしてスプリントレースに向けてしっかり準備したい」

15番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
「今思えば、SQ3進出をワンショットのアタックに賭けたのは間違いだった。ターン11でロックしてしまって、それで終わりだった。時間も残ってなかった。そこまでは良いラップだっただけに残念だ。今日は速さがあっただけに不満は大きい。明日のスプリントは厳しいものになると思うけど、全力で挽回する。そして午後の予選では、もう一度挑戦するよ。今週末はペースがあるから、また走れるのが楽しみだ」

角田裕毅 F1 マイアミGP

16番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「スプリント予選はうまくいかなかった。最後のプッシュラップでかなりの交通に巻き込まれたし、最終ストレートでは(フェルスタッペンと)タイミングが悪かったのもあって、コンマ数秒失ってしまった。そのせいでSQ2進出を逃した。明日のスプリントでチャンスがあればポジションを挽回したい」

17番手:ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
「結果だけを見ると、思っていたようなスプリント予選の終わり方にはならなかった。セッション前のマシンのフィーリングはすごく良くて、自信を持って臨んでいたんだけど、最後のアタックに向けてピットレーンでの隊列に並ぶ際、他のクルマの影響で自分の位置を失ってしまい、メカニックたちが僕のマシンを後退させなきゃいけない場面もあった。それで適切なポジションでアウトラップを開始できず、結局時間切れになってしまった。特にラップタイムが改善していた段階だっただけに、本当に悔しい。何が起こったのかチームでしっかり振り返って、今後に活かしたい。明日のスプリントでは、できる限りポジションを上げることを目指すし、週末の本番である日曜に向けて、できるだけ多くの情報を集めておきたい。そして午後の本予選では、もっといいポジションを取りに行くつもりだ」

18番手:角田裕毅(レッドブル)
「今日は僕にとって残念な1日でした。最初のランでは多くのクルマに邪魔されてしまって、1周目はもうターン1の時点で台無しでした。その後のラップでも、最後のコーナーで大きくロックアップしてしまって、うまくタイムを出すことができませんでした。2回目のランもギリギリだったんですが、前にクルマがいたので、自分のアウトラップを思うように走ることができませんでした。ピット内でも引っかかってしまい、こういったことは時々起こりますが、やはりコミュニケーションの改善が必要だと感じました。スプリントではかなり後方からのスタートになりますが、もちろんベストを尽くしますし、このコースでは何が起こるかわかりません。前向きに頑張ります」

19番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
「SQ1の最後のラップには本当に満足していた。前のアタックよりも大きくタイムを縮めていて、SQ2に進出できる見込みは十分あったと思う。でもターン17でロックアップしてしまって、実質的にそのラップを失ってしまった。本当に残念だし、明日のスプリントは難しいものになる。ここはオーバーテイクが簡単じゃないからね。特に短いレースでは。でも、できる限りのことをしてポジションアップを狙いたいし、レースの中で学べることはしっかり学びたい。大事なのは、今日のパフォーマンスがしっかりしていて、ミッドフィールドで戦えることが見えてきたということ。明日の本予選では、もっといい結果を目指せると思う」

20番手:オリバー・ベアマン(ハース)
「今日は本当に厳しかった。ラップが1回しかできなかったんだ。チェッカーフラッグに間に合わなかったから、その理由を分析する必要がある」


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カテゴリー: F1 / F1マイアミGP / F1ドライバー