メルセデスF1 マイアミGPで史上初の3種類パープルスーツを着用
メルセデスAMGペトロナスF1チームは、2026年F1マイアミGPでジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリが3日間それぞれ異なるレーシングスーツを着用すると発表した。チーム史上初の試みで、すべてのスーツはデジタル金融サービス企業Nuのブランドカラーであるパープルを基調としている。

この企画は、2026年1月に発表されたNuとメルセデスのパートナーシップを本格的にサーキット上で展開するものだ。マイアミGPでは、特別仕様のレーシングスーツ、ブランドフィルム、さらにマイアミのウィンウッド地区で開催される体験型イベント「House of Nu」を通じて、Nuの米国進出を印象づける狙いがある。

3日間で3種類のスーツを着用
メルセデスAMGペトロナスF1チームが、1つのグランプリ週末で3種類のレーシングスーツを使い分けるのは今回が初めてとなる。各デザインにはNuの歩みを示す座標が組み込まれており、金曜、土曜、日曜でそれぞれ異なる意味を持つ。

金曜日のスーツには、Nuが2013年に創業したブラジル・サンパウロの最初のオフィス「Casinha」の座標が入る。

土曜日のスーツには、メキシコとコロンビアのオフィスを示す座標が入り、ラテンアメリカでの事業拡大を表現する。

日曜日のスーツには、インテル・マイアミCFの新本拠地となるNu Stadiumの座標が加えられ、Nuの米国進出を象徴するデザインとなる。

ラッセルとアントネッリが出演する特別映像も公開
Nuとメルセデスは、今回の発表に合わせて「A Nu Direction」と題したブランドフィルムも公開する。映像にはジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリが登場し、コンテンツクリエイターでエンターテイナーのヴィクター・クンダが、マイアミGP用の特別なレーシングスーツを手がけるデザイナー役を務める。

物語は、2人のドライバーがいくつものコンセプトを検討しながら、グランプリにふさわしい特別な案を探していく内容だ。最終的にたどり着く答えが、Nuを象徴するパープルという色になる。

メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 マイアミグランプリ

マイアミで展開される「House of Nu」
レース週末に合わせて、Nuはマイアミのウィンウッド地区に「House of Nu」を開設する。会場は116 NW 25th Streetで、3日間にわたって実施される。

来場者は、レーシングスーツの展示、メルセデスAMGペトロナスF1チームの記念品、AR体験、パートナーシップを象徴するアイテムなどを楽しむことができる。入場は無料だが、NuのInsider Access programmeを通じた登録が必要で、枠は先着順で割り当てられる。

Nu幹部「マイアミ以上の舞台はない」
Nuの共同創業者で、最高成長責任者および新興アメリカ事業のCEOを務めるクリスティーナ・ジュンケイラは、今回の発表について次のようにコメントした。

「このパートナーシップを、コース上でもコース外でも実現できることに、これ以上ないほど興奮している」

「NuとメルセデスAMGペトロナスを定義しているのは、決して満足せず、異なるやり方をし、可能性を押し広げようとする姿勢だ。スーツ、映像、ウィンウッドのハウス・オブ・Nu、そのすべてが共有するDNAを反映している。そして、それをファンや顧客に届ける舞台として、マイアミ以上の場所はない」

Nuの米国進出を印象づけるマイアミGP
Nuにとって、2026年F1マイアミGPは米国市場への展開を前にした重要なブランド構築の場となる。同社はメルセデスAMGペトロナスF1チームとの提携に加え、インテル・マイアミCFおよびNu Stadiumの命名権パートナーシップも展開している。

Nuは2026年1月、米通貨監督庁から新設国法銀行の設立について条件付き承認を受けた。正式承認を得れば、Nuは米国で預金口座、クレジットカード、融資などの商品を連邦規制の枠組みの下で提供できるようになる。

Nuはブラジル、メキシコ、コロンビアで1億3000万人以上の顧客を抱える世界有数のデジタル金融サービスプラットフォームだ。マイアミGPでのメルセデスとの大規模な展開は、単なるスポンサー露出ではなく、同社が米国市場で認知と信頼を築くための象徴的な一歩となる。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1マイアミGP