メルセデスF1 フェラーリ急接近を分析「アップグレードが機能している」

メルセデス代表のトト・ヴォルフは、フェラーリが投入した大規模アップグレードの効果を認める一方で、フリー走行で燃料搭載量を多くしていた可能性も指摘した。
決勝ではハミルトンがフロントローからスタートするため、メルセデスにとって大きな脅威となりそうだ。
フェラーリ躍進に驚くヴォルフ
ジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得したものの、2番手のルイス・ハミルトンとの差はわずか0.064秒だった。
メルセデスは週末を通じて優勢に見えていたが、予選ではフェラーリが一気に差を縮めた。ヴォルフはF1 TVの取材で、事前シミュレーションではフェラーリが大きく後れを取ると予測していたことを明かした。
「我々の計算では、フェラーリは1周で0.5秒遅れているはずだった」
「でも今回は盛り返してきた。おそらくアップグレードが機能しているんだろう」
アップグレード成功説と燃料搭載量説
フェラーリは今回のバルセロナ・カタルーニャGPに8項目に及ぶ大型アップグレードを投入した。
特にマイアミGPで効果が不十分だったフロントウイングの改良が注目されており、予選結果を見る限り一定の成果を上げた可能性が高い。
一方でヴォルフは、フェラーリがフリー走行で重い燃料搭載量を選択していた可能性もあると分析した。
「もしかすると前のセッションでは、我々より多くの燃料を積んで走っていたのかもしれない」
「だから我々はシートベルトを締め直さなければならない。あのアップグレードは本当に大規模だった」
コストキャップ下での開発競争
ヴォルフは、現在のF1ではコストキャップの影響で大型アップグレードを頻繁に投入することが難しいと説明した。
そのためフェラーリが今回持ち込んだ開発パッケージを高く評価している。
「今のコストキャップ時代では、我々はあれほど大きな開発を簡単にはできない」
「彼らは本当に、本当に手強い挑戦者だ」
決勝ではハミルトンも優勝候補
決勝はラッセルがポールポジション、ハミルトンが2番手、ランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリが3番手からスタートする。
ヴォルフはメルセデスの2人がタイトル争いを続けるなか、ハミルトンも優勝争いに加わると予想している。
「キミは自分こそがチャンピオン候補だと示したいだろうし、ジョージも『自分を忘れるな』と言いたいはずだ」
「ルイスも非常に良い精神状態にあり、勝利を狙っている」
「明日どうなるか分からない」
メルセデス代表の最優先事項
ヴォルフが最も警戒しているのは、タイトルを争うラッセルとアントネッリの同士討ちだ。
「我々にとって最優先なのは接触しないことだ」
「ただ、キミは後ろから良いスリップストリームを得られるだろう」
「だから私の白髪はさらに増えそうだ」
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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / スクーデリア・フェラーリ
