メルセデスF1、ペレスに皮肉 「2位から10位までの差はほとんどない」
メルセデスF1は、2023年F1第8戦スペインGPでダブル表彰台を獲得した後、レッドブルのセルジオ・ペレスを遠回しに皮肉った。

メルセデスF1は、カタルーニャ・サーキットで純粋なペースで表彰台に挑戦することができ、ジョージ・ラッセルが12番グリッドから3番手まで挽回した。

ラッセルはレース終盤、タイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペンとのポイント差を縮めるためにソフトタイヤに履き替えたセルジオ・ペレスを抑え込んだ。

ペレスは予選でのパフォーマンスが悪く、モナコGPではクラッシュして最後尾からのスタートを余儀なくされている。

メルセデスのトラックサイドエンジニアリングディレクターであるアンドリュー・ショブリンは、フェルスタッペン以降での戦いについて「2位から10位までほとんど差はない」と考えている。

メルセデスの戦略報告ビデオでショブリンは「我々は間違いなくフェラーリやアストンマーティンの集団に入っていた初期のレースのような流れになると考えているが、今ではアルピーヌもそのグループに加わったようだ」と語った。

「だが、あそこでは素晴らしいレースができる。とても楽しいだろうし、我々は確かにできる限りあらゆるパフォーマンスを見つけるために戦うつもりだ。 今のグリッドでは、2位も10位もあり得るし、コンマ数秒の差しかない」

メルセデスはアップグレードパッケージを導入してから好調を維持しており、カナダGPが重要な試練になると予想している。

ジル・ヴィルヌーブ・サーキットはタイヤのデグラデーションが激しいサーキットとして知られており、それはメルセデスがシーズン初めから苦戦してきた重要なエリアの一つとなっている。

「このところ厳しいレースが続いていたので、それなりのポイントは獲得できたが、少し休んでいたドライバー2人が表彰台に戻ってこられたのは本当にうれしい」とショブリンは語った。

「最近、厳しいレースがいくつかあり、かなりのポイントを持ち帰ったが、少しのご無沙汰だった両ドライバーが表彰台に戻ってこられたのはとてもうれしい」とショブリンは語った。

「我々はよりエキサイティングなレースを楽しみにしているが、カナダがバルセロナで過ごしたばかりの日曜日よりも大きな挑戦となる可能性が高いことは確かに承知している」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / セルジオ・ペレス