メルセデスF1、ニック・デ・フリースをF1メキシコGPのFP1に起用
メルセデスF1は、ニック・デ・フリースをF1メキシコGPのフリー走行1回目に起用することを正式に発表した。

今季のメルセデスF1チームのリザーブドライバーを務めるニック・デ・フリースだが、2023年にアルファタウリのF1ドライバーとしてレッドブル ファミリーに加わることが決定している。

それでも、メルセデスF1は、2回のフリープラクティスにルーキドライバーを起用するという義務を果たすためにF1メキシコGPでニック・デ・フリースをW13に乗せることを決定した。

2019年からメルセデスでフォーミュラEに参戦して2021年にタイトルを獲得したニック・デ・フリースにとって、これがメルセデスでの最後の走行になる可能性が高い。

ニック・デ・フリースは、F1フランスGPのフリープラクティス1でルイス・ハミルトンのマシンに乗っており、F1メキシコGPではジョージ・ラッセルの車を引き継ぐことになる。

27歳のニック・デ・フリースは、今年のF1イタリアGPで体調不良のアレックス・アルボンの代役としてF1 レースデビューを果たし、9位でフィニッシュしてウィリアムズに2ポイントをもたらした。その週末はアストンマーティンでFP1に走行するためにモンツァにおり、F1スペインGPではウィリアムズとのFP1セッションでグランプリ週末デビュー。今回で4回目のルーキーFP1出走となる。

「ニックは今週末、ヤングドライバーのセッション割り当ての一環として、ジョージに代わってFP1に参加する」とメルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは語った。

「彼がW13に戻り、彼のパフォーマンスを見るのを楽しみにしている」

F1メキシコGPでは、アルファタウリがリアム・ローソン、アルピーヌF1チームがジャック・ドゥーハン、ハースF1チームがピエトロ・フィッティパルディをルーキーFP1枠として走らせる。

また、ウィリアムズはすでに2回の義務を消化しているが、1点のスーパーライセンスポイントのために来季のドライバーに内定しているローガン・サージェントを走らせる。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1