メルセデスGP
メルセデスGPは、レース優勝を目指してスペインGPでBスペックといえる大規模な改良を施したマシンを投入するという。

先週、メルセデスGPは6月までにレースで優勝出来なかった場合、2011年マシンの開発にシフトすると報じられていた。

だが、メルセデスGPのドライバーであるニコ・ロズベルグは、「これから非常に良い開発が持ち込まれる。待ち切れないよ」とコメントしていた。

そんななか、Auto Motor und Sportは、メルセデスGPが来月のスペインGPに大規模な改良を施したマシンを投入すると報道。

同誌によれば、改良パッケージにはホイールベースの変更も含まれ、FIAのクラッシュテストを受け直す必要があるという。他にも、重量配分、リアサスペンション、ギアボックスハウジングなどが変更されるという。

メルセデスGPは、ホイールベースを延長する代わりにシャシー自体をスリムにさせたいとみられているが、チーム代表ロス・ブラウンは「シャシーはホモロゲートされている。変更することはできない」とコメントしている。

またミハエル・シューマッハは、改良について「大きな一歩を遂げると思うけど、他のみんなも進歩するだろう」と述べている。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1