メルセデスF1首脳 「トルコでの優位性は今後の指標にはならない」
メルセデスF1は、先週末のF1トルコGPでのパフォーマンスが2021年の残りのシーズンでも優位に立てること保証するわけでないとしつつも、F1イギリスGP以降、ほとんどのグランプリでより速いパッケージを手に入れられていると認める。

ダブルタイトル8連覇を目指すメルセデスだが、2021年シーズンは、レッドブル・ホンダからの挑戦を真っ向から受けている。

だが、F1トルコGPでは、予選を1-2でフィニッシュし、決勝ではバルテリ・ボッタスがレースを支配。PU交換ペナルティによって11番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンも5位でフィニッシュし、メルセデスF1は、その結果以上にイスタンブール・パークではレッドブル・ホンダに対して説得力のあるパフォーマンスをみせた。

それでも、メルセデスF1の最高技術責任者を務めるジェームズ・アリソンは、イスタンブール・パークのサーキットとそのターマックの異常な性質にとり、2021年の残りのシーズンの確固たる指標としてとらえることができないと警告した。

「とても力強い週末だった。ドライ、ウェット、フリープラクティス、予選、レースを通して常に良かった。今週末の我々は強かった」とジェームズ・アリソンは語った。

「しかし、珍しい種類の場所であり、珍しい種類のターマックだ。今週末、エンジニアの1人は、特に気難しいアスファルトで、タイヤがある意味、熱すぎることも、冷えすぎることもなかったと話していた」

「我々は自分たちが非常に強いことを知っていたが、この強さとより平均的なものとの間のマージンが非常に狭いことも知っている」

「あちこちで数度、我々は暑い側または寒い側のゴールドロックゾーンに出ていた可能性がある」

「非常に良いパフォーマンスだった。マシンは非常にバランスが取れていた。我々はピットレーンの上下でかなり流行していたアンダーステアにそれほど苦しんでいないようだった」

「だが、これからのレースでそれを自動的に読み取ることはできないと思う」

それにもかかわらず、ジェームズ・アリソンは、7月のF1イギリスGPに先立って多数のアップデートを導入して以来、メルセデス W12がより強力なパッケージになっていることを認めた。

F1イギリスGPの時点では、メルセデスはレッドブル・ホンダに44ポイントのビアインドを背負っていたが、現在では36ポイントのリードを築いている。

「シルバーストーンでは、それなりのアップグレードパッケージをマシンに導入した。これにより、シーズンがより幸せな場所になった」とジェームズ・アリソンは語った。

「それ以降のレースで我々が総合的に倒されたのはザントフォールト1つだけと思う」

「他の場所では、間違いなく最速のマシンが影に隠れてしまったと思う。イスタンブール、ソチのようないくつかの場所では、我々は適切に良かった。モンツァも良かった」

「平均すると、我々はそれが影に隠れてしまったと思うが、我々がより速いマシンであったほとんどの場所では、ある意味で、保証というよりもコイントスだった」

「私がそれが意味すると思うのは、少なくとも我々が戦いに参加しているということだ。今後のレースで自分のマシンとうまく連携できれば、その戦いに参加するのに十分な競争力があるように見えるものがある」

「しかし、最後のいくつかのレースで我々に示したように、レースの結果を決定するのはスピードだけではない」

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カテゴリー: F1 / メルセデス