メルセデスF1代表、3台目のF1マシン追加のアイデアを改めて提案
メルセデスF1は、グリッドに3台目のF1マシンを追加することを受け入れており、チーム代表を務めるトト・ヴォルフはチームごとに3台目のマシンを走らせることが若手のためのシートが枯渇している状況の解決策になる可能性があると語る。

メルセデスF1は、過去にジュニアドライバーたちにシートを与えることができず、パスカル・ウェレインという才能を手放した。来年はウィリアムズで3シーズンを戦ったジョージ・ラッセルをようやくワークスチームに迎えることができるようになった。

だが、来季にむけて、メルセデスが支援するニック・デ・フリースにF1シートを与えることに苦戦しており、トト・ヴォルフは、若手ドライバーがF1に到達するためにはグリッドで“1~2チーム欠けている”と考えている。

現在、シーズンごとに利用できるスペースは20台分しかないため、トト・ヴォルフは、財政的に許せば、チームごとに強制的な若いドライバーを追加することで、モータースポーツのトップレベルでさらに多くの才能を輝かせることができると考えている。

「才能のある若いドライバーが登場する可能性があることを確認する必要があると思う」とトト・ヴォルフは GPFans に語った。

「私がいつも賛成していたのは、FP1セッション限定だけでなく、若いドライバーやルーキーが走らなければならないレースを1つか2つ追加し、実際にはコンストラクターズチャンピオンシップなどに参加するというアイデアだ」

「さらに過激なことを言えば、経済的に対応できれば、3台目のマシンにルーキードライバーを義務付けたい」

「突然、30台のマシンのグリッドができる。小規模チームは、ドライバーやスポンサーからの資金でこれらのシートに資金を提供できる。それは非常にエキサイティングかもしれない」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1