ロス・ブラウン
ロス・ブラウンは、メルセデスへのチーム売却によって巨額の富を手に入れたことになる。

ロス・ブラウンは、ホンダのF1撤退により2009年シーズン開幕直前にタダ同然でチームを手に入れた。

そして、参戦初年度にダブルチャンピオンシップを獲得したあと、わずか1年でチームの株式をメルセデス・ベンツの親会社ダイムラーに45.1%、ダイムラーの株主であるアーバル・インベストメンツに30%をそれぞれ売却した。

株式の売却金額は約165億円(1億1000万ポンド)と言われており、逆算するとブラウンGPの時価総額は約220億円ということになる。

残りの24.9%の株式はブラウンGPの5人の首脳陣でシェアされることになるだろう。保有率は明らかではないが、5人で均等配分すると仮定すると一人あたり11億円相当の株式を手にすることになる。

また、仮にダイムラーとアーバル・インベストメンツへの売却金額をそのまま手にしたとすると、一人当たり約33億円を手にすることになる。

上記の単純計算がすべて行われた場合、ロス・ブラウンはわずか1年で約44億円を手にしたことになるのだ。

一方、ダイムラーは45.1%のチーム株式取得に約99億円を支払ったが、保有するマクラーレンのチーム株式40%を2011年までに売り戻す予定となっている。

マクラーレンの株式売却が完了すれば約220億円の資金が手に入るされ、売却益で約121億円のお釣りがくる計算となる。

ダイムラー幹部の中には、F1チームの売却およびミハエル・シューマッハの起用に疑問を呈している者もいるとされているが、シューマッハの契約金700万ユーロ(約9億円)は十分に工面できることになる。

もちろん、参戦費用など多額の費用が必要になるが、ミハエル・シューマッハによるメルセデス・ブランドの向上、市販者販売などのマーケティング効果を考えると、理にかなった投資かもしれない。

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カテゴリー: メルセデス | ブラウンGP