メルセデスF1代表 「フェルスタッペンとハミルトンは共存できない」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、マックス・フェルスタッペンがチームに加入するとルイス・ハミルトンと不必要な“スターウォーズ”を生み出すとして、ハミルトンがチームに在籍する間にフェルスタッペンが加入することはないと語る。

ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは、2017年からメルセデスF1でペアを組んでいるが、6回のF1ワールドチャンピオンであるハミルトンはまだ来シーズン以降の契約に同意していない。一方、ボッタスは2021年まで契約を1年延長している。

現在、ドライバーズ選手権で3位につけているマックス・フェルスタッペンが“将来”チームに加入する可能性について質問されたトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンとチームを組むことを前提に話を進めた。

「マックスはメルセデスの選択肢ではない」とトト・ヴォルフは ORF に語った。

「当時、ニコとルイスの関係に何が起こったのかを正確に理解することはできない。長年の関係であり、正確には彼らのカート時代とジュニアクラスにまで遡る。我々は、彼らの友情がどのようにライバル関係、そして敵意に変わったかを見てきた。彼らの間のそのダイナミクスを理解することは非常に困難だった。それは私が2013年にチームに加わったときに始まり、そこからどんどん悪化していった」

ルイス・ハミルトンと元チームメイトであるニコ・ロズベルグは、2014年から2016年の間にチャンピオンシップを争う中で公然と敵対的になった。トト・ヴォルフはメルセデスは将来同様のダイナミクスを避けたいと考えていることを確認した。

「対処するのは非常に困難な状況だった」とトト・ヴォルフは付け加えた。

「チームミーティングの間、非常にネガティブなエネルギーが漂っていた。ある時点でそれはもはや受け入れられないものになり、我々はそれについて話をした。しかし、ドライバー間の敵意は残った」

「マックスの存在は不必要なスターウォーズを生み出すだろう。幸いなことに、バルテリとはそのようなことはまったく起こっていない」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / ルイス・ハミルトン / バルテリ・ボッタス / マックス・フェルスタッペン