メルセデスF1 「マックス・フェルスタッペンは優勝候補の一角」
F1スペインGPの予選では、ルイス・ハミルトンがポールポジション、バルテリ・ボッタスが2番手とメルセデスがフロントローを独占。3番手のマックス・フェルスタッペンとは0.7秒の差をつけた。
しかし、先週末のF1 70周年記念GPでのまさかの敗戦もあってか、トト・ヴォルフは警戒を怠らない。
「チームとしては良い一日だったし、今日の結果には満足できる。今回も強力な予選パフォーマンスを発揮できたが、重要なのは明日であることは分かっている」とトト・ヴォルフは語る。
「先週末のシルバーストンと同じくらい暑くなると予報されており、先週末のレーストリムではレッドブルが明らかに最速だった。金曜日のロングランを見れば、明日は彼らがベンチマークになるだろうし、我々としてはフェルスタッペンというコース上で最速のマシンが後ろにいることを踏まえつつ、クレバーなレースをして、先頭からレースを管理していかなければならない」
「手に入れられる最も多くのポイントを獲得できるように、優勝できるようにプッシュしていくが、それが可能でないとすれば、このようなトリッキーなコンディションではベストなダメージリミテーションに集中することになるだろう」
「シルバーストンと今週のバルセロナの唯一の類似点は気温と路面温度だ。トラック自体は非常に異なる。したがって、シルバーストンのようなブリスターの問題が発生するとは予想していないが、デグラデーションとオーバーヒートは高くなる」
「レッドブルはこれらの状況を非常にうまくマスターしていると思う。それでも、昨日から今日までに行った仕事は良かったと思う。我々は改善していると思うし、それが最も重要だ。彼に挑戦できることを願っている。だが、昨日のロングランに基づけばマックスを優勝候補とみなす必要があるのは確かだ」
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