メルセデスF1代表 「DASの仕組みを初めて聞いたときは納得できなかった」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、チームから初めて斬新なDASシステムのコンセプトを聞いたとき、まったく納得していなかったが、シミュレーターで試してその考えは変わったと語る。

オンボード映像でルイス・ハミルトンがステアリングを押し引きしていることで明らかになったメルセデスF1の革新的なステアイリングシステムであるDAS(デュアル・アクシス・ステアリング)はパドックで大きな話題となった。

DASシステムには、フロントタイヤのトー角が変化することによるストレートでのドラッグの削減とタイヤの温度の制御という2つの利点があると考えられている。

しかし、トト・ヴォルフは、メルセデスのエンジニアからDASのコンセプトを最初に説明されたときは感銘を受けなかったと Auto Motor und Sport に語る。

「機能しないだろう」というのがトト・ヴォルフの最初の反応だったという。

「ドライバーとして同時にプルとプッシュとステアすることは望まないだろう」

しかし、メルセデスF1チームのクリエイティブエンジニアが最初のプロトタイプを作成した後、トト・ヴォルフはブラックリーのシミュレーターでデバイスをテストした。

「それがいかに簡単であるかに驚いた」とトト・ヴォルフは回想する

「動きは不自然だが、ストロークは短く、ストレートでそれを行えばいいだけだ」

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カテゴリー: F1 / メルセデス