メルセデスF1、2020年のタイトル争いでレッドブル・ホンダを警戒
メルセデスF1チームのテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、2020年のF1世界選手権におけるレッドブル・ホンダを警戒。F1マシンを“はるかに速くする”必要があると語る。

メルセデスは前人未到のダブルタイトル6連覇を達成したが、F1エンジンに関してはフェラーリが最速となり、ホンダのF1エンジンを搭載したレッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンが3勝を挙げ、予選でも3回のポールポジションを獲得するなど競争力を向上させた。

マックス・フェルスタッペンは、2020年の目標をF1ワールドチャンピオン獲得に定めており、パートナーシップ2年目のレッドブル・ホンダの真価が問われる1年となっている。

「フェラーリだけを警戒していればいいわけではない。レッドブル・ホンダもかなり強いチームだ」とジェームス・アリソンは語る。

「彼らと戦うチャンスを得たければ、今日から2020年のメルボルンまでの間に我々のマシンをはりかに速くしなければならないのは明らかだ」

「だが、それは簡単案ことではない。究極のチャレンジだ」

フェラーリは、F1エンジンの合法性について疑惑の目を向けられたままシーズンを終えたが、ジェームス・アリソンはメルセデスにはスピードを上げる以外に選択肢はないと語る。

「推測しても意味はない。冬の間、我々は自分自身に目を向け、できるだけ多くのエンジンパワーを見つけなければならない。同時にシャシーグループは、ドラッグを効率的に削減できる場所を調査していく」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1