メルセデスF1、バレンティーノ・ロッシの“細心”のアプローチを称賛
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7回のMotoGPチャンピオンであるバレンティーノ・ロッシと6回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、相互スポンサーであるモンスターエネジーが主催するプロモーションイベントでそれぞれのF1マシンとMotoGPマシンを交換した。
バレンティーノ・ロッシは、2017年にメルセデスがF1タイトルを獲得したW08を、ルイス・ハミルトンはロッシの2019年型ヤマハYZR-M1を走らせた。
バレンティーノ・ロッシにとっては2010年以来のF1テストとなったが、公式タイムは記録されていないものの、ベストタイムはルイス・ハミルトンよりも1.5秒遅いタイムを記録したと Sky Sports F1 は報じている。
バレンティーノ・ロッシは、メルセデスのガレージに感銘を与えたが、そのうちの一人であるジョームス・ボウルズは、ロッシのテストに対する“細部まで行き届いた”アプローチを称賛した。
「バレンティーノのアプローチは非常に細部まで行き届いていた」とジェームス・ボウルズは Crash.net にコメント。
「彼は最初に基本を正しく理解していた。MotoGPバイクでやっていると私がイメージするのとほぼ同じようにコース上で望んでいる場所にマシンを置き、コントロールし、直感的にブレーキを遅らせ、コーナーでより多くのスピードを維持していた。見ていて非常に印象的だった」
「コントロールを失わず、徐々にパフォーマンスを見つけることができるのは本当に真のマスターのサインだ。一日を通して、彼には強いエリアがあった。そのうちの1つがブレーキを遅らせて、コーナーでスピードを維持することだった。彼はそれが本当に上手だった」
「彼をマシンに1〜2日乗せれば、基本に加えてすべてのチューニングを行うことができるだろう」
「多くのパフォーマンスがある。スタートからフィニッシュストレートへの立ち上がりや低速コーナーでの彼は非常に優れていた。彼がルイスに少し遅れていたのは高速コーナーだ。そこはそれほど驚いていない」
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