F1 メルセデス
メルセデスのテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、F1バーレーンGPでルイス・ハミルトンに採ったアンダーカット戦略について説明した。

F1バーレーンGPでは、トップを走行していたシャルル・ルクレール(フェラーリ)にエンジントラブルが発生。ルイス・ハミルトンが優勝、バルテリ・ボッタスが2位に続き、メルセデスが2戦連続で1-2フィニッシュを達成している。

レース序盤に3番手を走行していたルイス・ハミルトンは、13周目に2番手のセバスチャン・ベッテルに対してアンダーカットを試みて13周目にピットイン。後からピットインしたベッテルの前で出ることに成功している。

ジェームス・アリソンは、通常のトラックと比較してバーレーンではタイヤの働きがどのように異なるかについて説明した。

「新しいタイヤのドライバーが古いタイヤのライバルよりもはるかに速い。通常のトラックでのタイム差は約1秒だが、バーレーンのアスファルトは非常に粗く、本当にタイヤが必要になる。その差は2秒~2秒半くらいだ」

「つまり、直接のライバルよも速くにピットインすれば、ライバルよりも1~2周速く走れるということになる」

しかし、2回目のピットストップでは先にピットインしたものの、セバスチャン・ベッテルに前に出られている。だが、その後、コース上でベッテルのオーバーテイクに成功し、批判を生んだベッテルの単独スピンに繋がった。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1