F1 メルセデス
メルセデスのモータースポーツ責任者は、数チームでF1に対抗する世界選手権を立ち上げようとしているとの噂を否定した。

F1の新たなオーナーとなったリバティ・メディアは、より平等な分配金の導入を目指しているが、トップチームはそのアイデアに反対し、2021年のコンコルド協定を巡る交渉が難航している。

先月、トト・ヴォルフは、元F1の最高権威者であるバーニー・エクレストン、元フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロ、そして、レーシングポイントのオーナーで億万長者のローレンス・ストロールとスイスのスキーリゾート地であるグスタードで会合を開いていた。

この会合は、現在F1世界選手権に参戦しているチームが、新たにF1に対抗するシリーズを設立するための動きの一部だとの推測を生んだが、トト・ヴォルフは、そのような噂を否定した。

「ローレンス・ストロールにグスタードに招待された。バーニーはそこにシャレー(アルプス地方の伝統的な木造家屋)を保有している」とトト・ヴォルフはコメント。

「別シリーズを立ち上げるという話などナンセンスだ。我々はリバティ・メディアのF1活動を完全に支持したいと思っている」

2009年、FOTAの8チーム(フェラーリ、マクラーレン、ルノー、BMW、トヨタ、ブラウン、レッドブル、トロ・ロッソ)は、当時のFIA会長マックス・モズレーが提案する予算制限に反対して新シリーズ立ち上げに動いたことがある。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1