F1 ミハエル・シューマッハ メルセデスAMG F1
メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ミハエル・シューマッハは現在のメルセデスのF1の成功における“生みの親”の一人だと語る。

7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハは、2010年にワークス参戦を開始したメルセデスのドライバーとしてF1に復帰。2012年にルイス・ハミルトンと交代するかたちで2度目のF1引退をした。

メルセデスは、2010年にタイトルを獲得したブラウンGPを引き継いで誕生したが、ミハエル・シューマッハはメルセデスとの3年間で自身が保有するF1最多勝利記録である91勝に勝利を加えることができなかった。

その後、メルセデスは2014年からドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方のチャンピオンシップを5連覇。その間、ルイス・ハミルトンは4度のF1ワールドチャンピオンを獲得した。

ルイス・ハミルトンは、2018年に11勝を挙げ、勝利数を73周まで伸ばし、ミハエル・シューマッハのF1最多勝利記録を射程圏内に入れている。

メルセデスの成功は、2012年にミハエル・シューマッハが2度目の引退をした後に始まったが、トト・ヴォルフはメルセデスのワークスF1チームの創設の年月にシューマッハがいかに影響を与えたかについて語った。

「ミハエルは、私個人の人生、そして、チームのなかに常に存在している」とトト・ヴォルフは Bild にコメント。

「我々はいつも彼のことを考えている。私にとって、彼は史上最も優れたレースだ。そして、信じられないほどの人格者だ」

「メルセデスの我々全員が、コンサルタント、そして、メンターだった彼がいないことを寂しく思っている。ミハエルはF1におけるメルセデスの近年の成功の生みの親の一人だ」

「彼は2010年から2012年までこれらの構造を確立する助けとなった」

ミハエル・シューマッハは、2013年12月にフランスでのスキー事故で頭部に重傷を負って以降、公の場に姿をみせていない。

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