メルセデス:残りのシーズンでの反撃を誓う / F1メキシコGP
メルセデスは、F1メキシコGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが4位、バルテリ・ボッタスが5位でフィニッシュ。
今回のレースでルイス・ハミルトンは、ランキング2位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に64ポイント差をつけて、自身5度目のワールドチャンピオンを獲得。メルセデスにとっても5年連続のドライバーズタイトル獲得となった。
トト・ヴォルフ (メルセデス モータースポーツ責任者)
「通常、我々は誰かのキャリアが終わるまで偉大さを認めることはしないし、その存在を認識するには少し時間を取る必要がある。ルイスは今、ファンジオの記録に並んだ。彼のような人はそう多くはいない! ルイスは今シーズンの差別化要因だった。我々のクルマは時には最速だったが、常にいうわけではなかった。今日のように3番目に最速でしかないときもあった。それでも、ルイスのパフォーマンスは常に非常に安定していたし、彼のレースクラフトは本当に素晴らしかった。そこは常に彼の強さのひとつだったが、今年はそれが彼の成功における重要な要因のひとつだった。我々は、ルイスの5度目のタイトル、そして、チームとして5連覇したことに満足している。だが、まだ仕事は終わっていない。コンストラクターズ選手権がある。我々はまだ勝つことを望んでいるし、今日目にしたようにそれは簡単なことではない。我々は非常に悪いレースをしたし、タイヤに本当に苦しんだ。実際、今日はタイヤにスイッチを入れられなかったと思う。我々はまだ何が問題かわかっていないが、深く調べて、傷口を的確に指摘し、これほど苦しんだ理由を解明する必要がある。これからは我々の焦点のすべてをコンストラクターズ選手権にむけていく。ブラジルでは力強いパフォーマンスを発揮し、最後までプッシュし続ける必要がある」
ジェームス・アリソン (テクニカルディレクター)
「今日のレースはかなりの敗北を味あわせられたので、ルイスとチームが成し遂げた素晴らしい業績の規模を見落としがちだ。ルイスの5度目、メルセデスAMGペトロナスモータスポーツとの4度目のワールドチャンピオンは、我々のクルマが常にトップから勝つペースがあったわけではなく、シーズンで我々全員の限界を試した。我々の戦いにとどめ、彼に非常に相応しいチャンピオンシップを切り開いたルイスの貢献は、我々のスポーツにおける偉大なパフォーマンスのひとつとして歴史に刻まれるだろう。もちろん、我々のシーズンの仕事まだ実際には終わっていない。我々にはまだコンストラクターズ選手権が残っている。あらゆる点で我々にとって重要であり、それを手に入れるために必要なポイントを獲得することはまだできてない。今日のようなパフォーマンスでラインをのろのろと通過することは望んでいないし、エンジンを全開にして、相応しいカタチでトップから勝ちたい。今の我々の焦点はすべてそこに向けられているし、ブラジルの日曜日にもっと強力な一日を過ごすことを楽しみにしている」
ルイス・ハミルトン (4位)
「正直、現時点ではあまり実感が湧いていない。夢見ていたことだけど、今日、自分が5度のワールドチャンピオンとしてここに立つなんて何百万年かかっても実現するなんて思っていなかった。何が起こってるかわからなかったし、とにかく僕がここにいるのを手助けしてくれたすべての人に心から感謝している。メキシコGPを特別なものにしてくれた、ここに来ているファンのみんなに心から感謝したい。それにチームにも大きな感謝を述べたい。無線でボノは言っていた。チャンピオンはここで勝ったのではない。『多くのレースを通して行ってきたたくさんのハードワークによって勝ったんだ』とね。だから、ペトロナス、僕たちのすべてのパートナー、そして、もちろんメルセデスのすべてのハードワークに心から感謝している。僕は13歳からメルセデスと一緒にいるし、ファンジオも何年も前にメルセデスと同じことを達成した。信じられない気分だし、現時点ではとても現実のこととは思えない。今日のレース自体は散々なものだった。素晴らしいスタートを切れたと思うし、本当に頑張っていたけど、僕たちはタイヤに本当に苦しんでいた。バルテリと僕の二人ともね。とにかくクルマを完走させることだけを考えていた。正直、とにかく本当に感謝している。家族のみんな、愛している。すぺてのサポートに感謝している。僕の父と家族のサポートがなければ僕はここにいなかった。とても謙虚にさせてくれる経験だ!」
バルテリ・ボッタス (5位)
「ルイス、本当におめでとう! 彼はまた力強いシーズンを戦った。シーズン後半は特にね。彼は本当にこのタイトルにふさわしいと思う。自分が今年のこのタイトルの機会を失ったとき、少しでも彼がワールドチャンピオンを獲得する手助けができればと思っていたけど、僕はすでに来年また戦うのを楽しみにしている。ルイスのために本当に嬉しく思っているけど、僕たちは今日のレースに満足することはできない。とても難しいレースだった。実際、レースのスタートはかなり良かった。でも、その後タイヤに苦しみ始めた。このトラックのタイヤ寿命はかなり低かった。最終的に僕たちは3ストップで終えた。それは僕たちが予想していたよりも2回多いピットストップだった。タイヤを管理しようと頑張ったし、スライドしないよう注意していたけど、それでも駄目だった。僕たちが3つすべてのコンパウンドにここまで苦しんだ理由はまだあまりわかっていないし、調査して、このような問題に見舞われた理由を解明していかなければならない。大部分のチームが少し苦しんでいたとは思うけど、僕たちほどではなかったかもしれないし、調査しなければならない。改めて、ルイス、おめでとう。これから僕たちはコンストラクターズ選手権も獲得できるようにプッシュし続けていく必要があるね!」
関連:【動画】 F1メキシコGP 決勝ハイライト
カテゴリー: F1 / メルセデスF1
今回のレースでルイス・ハミルトンは、ランキング2位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に64ポイント差をつけて、自身5度目のワールドチャンピオンを獲得。メルセデスにとっても5年連続のドライバーズタイトル獲得となった。
トト・ヴォルフ (メルセデス モータースポーツ責任者)
「通常、我々は誰かのキャリアが終わるまで偉大さを認めることはしないし、その存在を認識するには少し時間を取る必要がある。ルイスは今、ファンジオの記録に並んだ。彼のような人はそう多くはいない! ルイスは今シーズンの差別化要因だった。我々のクルマは時には最速だったが、常にいうわけではなかった。今日のように3番目に最速でしかないときもあった。それでも、ルイスのパフォーマンスは常に非常に安定していたし、彼のレースクラフトは本当に素晴らしかった。そこは常に彼の強さのひとつだったが、今年はそれが彼の成功における重要な要因のひとつだった。我々は、ルイスの5度目のタイトル、そして、チームとして5連覇したことに満足している。だが、まだ仕事は終わっていない。コンストラクターズ選手権がある。我々はまだ勝つことを望んでいるし、今日目にしたようにそれは簡単なことではない。我々は非常に悪いレースをしたし、タイヤに本当に苦しんだ。実際、今日はタイヤにスイッチを入れられなかったと思う。我々はまだ何が問題かわかっていないが、深く調べて、傷口を的確に指摘し、これほど苦しんだ理由を解明する必要がある。これからは我々の焦点のすべてをコンストラクターズ選手権にむけていく。ブラジルでは力強いパフォーマンスを発揮し、最後までプッシュし続ける必要がある」
ジェームス・アリソン (テクニカルディレクター)
「今日のレースはかなりの敗北を味あわせられたので、ルイスとチームが成し遂げた素晴らしい業績の規模を見落としがちだ。ルイスの5度目、メルセデスAMGペトロナスモータスポーツとの4度目のワールドチャンピオンは、我々のクルマが常にトップから勝つペースがあったわけではなく、シーズンで我々全員の限界を試した。我々の戦いにとどめ、彼に非常に相応しいチャンピオンシップを切り開いたルイスの貢献は、我々のスポーツにおける偉大なパフォーマンスのひとつとして歴史に刻まれるだろう。もちろん、我々のシーズンの仕事まだ実際には終わっていない。我々にはまだコンストラクターズ選手権が残っている。あらゆる点で我々にとって重要であり、それを手に入れるために必要なポイントを獲得することはまだできてない。今日のようなパフォーマンスでラインをのろのろと通過することは望んでいないし、エンジンを全開にして、相応しいカタチでトップから勝ちたい。今の我々の焦点はすべてそこに向けられているし、ブラジルの日曜日にもっと強力な一日を過ごすことを楽しみにしている」
ルイス・ハミルトン (4位)
「正直、現時点ではあまり実感が湧いていない。夢見ていたことだけど、今日、自分が5度のワールドチャンピオンとしてここに立つなんて何百万年かかっても実現するなんて思っていなかった。何が起こってるかわからなかったし、とにかく僕がここにいるのを手助けしてくれたすべての人に心から感謝している。メキシコGPを特別なものにしてくれた、ここに来ているファンのみんなに心から感謝したい。それにチームにも大きな感謝を述べたい。無線でボノは言っていた。チャンピオンはここで勝ったのではない。『多くのレースを通して行ってきたたくさんのハードワークによって勝ったんだ』とね。だから、ペトロナス、僕たちのすべてのパートナー、そして、もちろんメルセデスのすべてのハードワークに心から感謝している。僕は13歳からメルセデスと一緒にいるし、ファンジオも何年も前にメルセデスと同じことを達成した。信じられない気分だし、現時点ではとても現実のこととは思えない。今日のレース自体は散々なものだった。素晴らしいスタートを切れたと思うし、本当に頑張っていたけど、僕たちはタイヤに本当に苦しんでいた。バルテリと僕の二人ともね。とにかくクルマを完走させることだけを考えていた。正直、とにかく本当に感謝している。家族のみんな、愛している。すぺてのサポートに感謝している。僕の父と家族のサポートがなければ僕はここにいなかった。とても謙虚にさせてくれる経験だ!」
バルテリ・ボッタス (5位)
「ルイス、本当におめでとう! 彼はまた力強いシーズンを戦った。シーズン後半は特にね。彼は本当にこのタイトルにふさわしいと思う。自分が今年のこのタイトルの機会を失ったとき、少しでも彼がワールドチャンピオンを獲得する手助けができればと思っていたけど、僕はすでに来年また戦うのを楽しみにしている。ルイスのために本当に嬉しく思っているけど、僕たちは今日のレースに満足することはできない。とても難しいレースだった。実際、レースのスタートはかなり良かった。でも、その後タイヤに苦しみ始めた。このトラックのタイヤ寿命はかなり低かった。最終的に僕たちは3ストップで終えた。それは僕たちが予想していたよりも2回多いピットストップだった。タイヤを管理しようと頑張ったし、スライドしないよう注意していたけど、それでも駄目だった。僕たちが3つすべてのコンパウンドにここまで苦しんだ理由はまだあまりわかっていないし、調査して、このような問題に見舞われた理由を解明していかなければならない。大部分のチームが少し苦しんでいたとは思うけど、僕たちほどではなかったかもしれないし、調査しなければならない。改めて、ルイス、おめでとう。これから僕たちはコンストラクターズ選手権も獲得できるようにプッシュし続けていく必要があるね!」
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