F1 メルセデス ハンガリーGP
メルセデスは、F1ハンガリーGPの決勝でルイス・ハミルトンが優勝。バルテリ・ボッタスは5位でレースを終えた。

ルイス・ハミルトン (優勝)
「僕たちは確かにこの選手権で浮き沈みを経験してきた。ジェットコースターに乗っているようだった。でも、チームは強いままだ。僕たちは今のところ素晴らしいポジションにいるけど、重要なことは中途半端でやめないことだ」

「過去2週間は雨に恵まれたようなものだったし、とても感謝している。スタッフは今年、とても懸命に仕事をしてくれているし、彼らには本当に良い結果に値する。やらなければならないことはまだたくさんある。まだフェラーリは僕たちのわずかに前にいるし、今週末、特にこのサーキットで彼らにはペースがあったからね。今日は彼らをカバーできたけど、彼らがポールポジションを獲っていたら苦戦を強いられていただろう。でも、僕たちは彼らとのギャップを縮めるためにパッケージ全体を改善させてきたし、全員がここまで成し遂げた仕事には本当に満足している。今の目標は本気で団結して、後半戦にさらにい強くなることだ。それが今シーズン前半戦に僕たちが作ってきたものに加える鍵になるだろう。サマーブレイクに興奮している。2週間、別のことをするつもりだけど、全期間にわたってトレーニイグは続けるし、身体を作ってきたいと思っている。特に身体的に苦労しているわけではないけど、常に向上できるエリアだし、シーズン後半に勢いを増せるように多くのエネルギーとともに戻ってきたい」

バルテリ・ボッタス (5位)
「5位に終わったのは残念だ。今日はもっと良い結果を望んでいたし、1-2フィニッシュでサマーブレイクに入れたら素晴らしかっただろう。できることはすべてトライしたけど、ソフトタイヤのスティントはあまりに長すぎた。理論的には1ストップ戦略は機能するはずだったけど、僕の前のラップでピットインしたキミをカバーするために予定よりも早くにピットインしなければならなかった。最後の15~20周くらいまでは僕たちの計画はいまくいっていたし、ペースをコントロールして自分のポジションへの脅威もなかった。でも、そのあとリアタイヤが駄目になっていった。レース終盤にターン2の進入でセバスチャンとのインシデントがあった。彼はアウトサイドにいて、僕はまだインサイドにノーズがあった。彼が早めにターンインしてきたので、僕にはどこにも行き場がなかったし、僕たちは接触して、僕はフロントウイングにダメージを負った。僕にとってはレーシングインシデントだった。ダニエルとのインシデントもそうだった。あのときも僕がインサイドにいて、彼はアウトサイドにいた。その時にはフロントウイングの半分を失っていたし、ロックアップして接触した。今は今後数週間を楽しみにしている。ちょっと休みをとれるのは嬉しい、強くなって戻ってきたい」

トト・ヴォルフ (メルセデス モータースポーツ責任者)
「ハンガリーにはダメージリミテーションをモットーにしてやって来たので、たとえ小さなポイントであったもライバルを上回れて終えられたのはかなり良い結果だ。ルイスは非の打ち所がないレースをした。完璧なスタートを切り、ウルトラソフトでギャップを築いていった。彼は最初のセットでピットインする前に計画していたよりも長く走り、ソフトも最後までかなりうまく管理していた。要約すればシンプルなレースだったが、そのような洗練されたパフォーマンスを実現するために必要なスキルを奪うわけではない。もう一台のクルマではバルテリがここまでのメルセデスでの最高のレースだと思える走りをしていた。彼はスタートでポジションを守り、早めにピットストップした後、最後の数周でタイヤが終わり始めるまで完璧な仕事をしていた。セバスチャンとダニエルとの接触はレーシングインシデントだったと見ている。彼はそれぞれのケースで汚れたインサイドのラインにいたし、残っていた全てを使って防御していた。問題はあの段階で彼には多くのものが残っていなかったことだ。彼はハードなレースをしたし、5位はあのような走りにはあまり報いにはならない。ルイスの勝利はシーズン前半戦を締めくくるに完璧なものだったが、我々はこのような戦いが最後の最後まで続くことをわかっている。勢いは週末ごとに逆方向に振れている。トップにいたければ、1レース毎にいそれを続けていく必要がある」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1