メルセデス F1 イギリスグランプリ
メルセデスは、F1イギリスGPの予選でルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得。バルテリ・ボッタスが4番手だったが、ギアボックス交換により決勝では5グリッド降格が決定している。

母国グランプリとなったルイス・ハミルトンは、シルバーストンのコースレーコードを2.6秒更新する1分26秒600を記録。自身67回目のポールポジションを獲得し、ミハエル・シューマッハの持つF1最多ポールポジション獲得数まであと1つに迫った。

ルイス・ハミルトン (1番手)
「ポールを獲得したことがどれくらい嬉しいか本当に言葉では説明できない。ジム・クラークに並ぶシルバーストンでの5回目のポールだ。とにかく信じられない気分だ。あのようなレジェンドと肩を並べられるなんて非現実的なことのように感じる。今週末の内容にはかなり満足している。僕たちはFP1から良いスタートを切ったし、そこからビルドアップしていった。Q1のコンディションはとても楽しかった。タフだけど、あのような変わりやすい天気はとても楽しい。そのあとトラックは乾き、限界までプッシュすることが重要だった。クルマの全てを搾り出した。とにかく全てが完璧だったし、素晴らしいラップだったと思う。そうしなければならないとわかっていたしね。これまで走ってきたなかで最高のドライビングだったと感じているし、それが結果として示されることを願っている。最近は本当に僅差だし、フェラーリにコンマ8秒のギャップを築けたのは嬉しい驚きだ。僕は決して故意に誰かの邪魔をすることはない。ロマンの邪魔をしたとは思っていないけど、そうだったなら謝るよ。ホームのサポートは素晴らしかったし、またここでポールを獲れたことを本当に誇りに思う。たくさんのフラッグに圧倒されたよ。ドライバーがこんなに愛されて、サポートしてもらえる場所は世界中で他のどこにもない」

バルテリ・ボッタス (4番手)
「タフな予選だった。9番手スタートは理想的ではないけど、明日は前のクルマとは異なるタイヤでスタートするし、それが前進する良いチャンスを与えてくれるかもしれない。ソフトタイヤは良いレースタイヤになるはずだし、そこの位置からでも何でも可能なことはわかっている。トラフィックに引っかからないように注意しなければならないけど、ソフトタイヤは他がピットストップしたときに前進するチャンスを与えてくれるはずだ。クルマはバランスは悪くなかったけど、グリップに本当に苦労した。最終ラップのターン3でロックさせてしまい、ちょっとタイムを犠牲にしてしまったけど、それは上位とのギャップの説明にはならない。今日は、雨の後の涼しいコンディションでルイスの方が僕よりもタイヤにうまく熱を入れることができていたように思う。路面は乾いていったので、ポールを争うための十分なグリップが得られなかった。僕たちにはここで強力なクルマがあるのは確かだし、週末ずっと競争力があったので、明日は順位を上げるために全力でプッシュするつもりだ」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / F1イギリスGP