F1イギリスGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
2017年 F1世界選手権 第10戦 イギリスGPの予選が15日(土)にシルバーストン・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得した。
高速サーキットのシルバーストン。ダウンフォースが増した2017年型マシンF1マシンでタイムがどこまで短縮されるかに注目が集まっている。高速化したマシンに対応して、FIAは数カ所のコーナーにテックプロバリアを追加している。
フリー走行3回目では終盤に雨が降りウェットコンディションに。前半のドライコンディションではルイス・ハミルトンが1分28秒1分28秒063。2番手には0.032秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続き、3番手のバルテリ・ボッタス、4番手のキミ・ライコネンを含め、メルセデス対フェラーリのポール争いへと期待をもたせた。
現地時間13時。予選のコンディションは雨。気温16.6℃、路面温度22℃。小雨だが、風の強いコンディションでセッションは開始した。
ポールポジションを獲得したのは母国グランプリとなるメルセデスのルイス・ハミルトン。1分26秒600を記録して自身67度目のポール獲得。ミハエル・シューマッハの68まであと1つに迫った。
2番手には0.547秒差でキミ・ライコネン、3番手にはセバスチャン・ベッテルとフェラーリの2台が続いた。
4番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)。だが、ボッタスはギアボックス交換により5グリッド降格が決定しているため、9番グリッドからのスタートとなる。
以下、5番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、6番手にニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、7番手にセルジオ・ペレス、8番手にエステバン・オコン(フォース・インディア)が続いた。
マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンがQ3進出を果たして9番手。今シーズン初めてチームメイトのフェルナンド・アロンソを上回り、自身予選最高位となった。アロンソはQ2で敗退して13番手で終えた。アロンソはパワーユニット交換により30グリッド降格が決定しており、最後尾からのスタートとなる。
ハースはロマン・グロージャンがQ3に進出してして10番手、ケビン・マグヌッセンが17番手。トロ・ロッソはダニール・クビアトが12番手、カルロス・サインツが14番手とともにQ2で敗退。ウィリアムズはフェリペ・マッサが15番手、ランス・ストロールが16番手と苦戦。ザウバー勢は揃ってQ1敗退を喫した。
ダニエル・リカルド(レッドブル)は、Q1でエンジントラブルでストップ。連続Q3進出が断たれた。
F1イギリスGP 決勝は、明日16日(日)の21時(現地時間13時)から行われる。
【Q1】
開始時はスーパーソフトを履くマシンとインターミディエイトを履くマシンに分れた。だが、コンディションはウェットであり、メルセデス、フォース・インディア、ザウバー、ウィリアムズがスーパーソフトでスタートしたが、すぐにインターミティエイトに交換した。
まずはインターでスタートしたレッドブルのダニエル・リカルドが1分42秒966でトップに立つ。だが、エンジン系のトラブルでセフター2でストップ。マシン撤去のためここでセッションは一時赤旗中断となった。
再開後も雨は降り続いたものの、各車タイムを更新。その後、路面コンディションは改善し、エステバン・オコンがスーパーソフトに交換して6番手タイムを記録。
フェルナンド・アロンソは、ギリギリでスーパーソフトへ交換。残り1秒を切ってラインを通過してなんとかタイムアタックに間に合い、1分37秒598をマークしてトップタイムでQ1を通過した。
Q1ではランス・ストロール、ケビン・マグヌッセン、パスカル・ウェーレイン、マーカス・エリクソン、そして、ダニエル・リカルドが脱落となった。
【Q2】
Q2では、バルテリ・ボッタスがソフトを選択した以外、全ドライバーがスーパーソフトでセッションをスタート。コンディションが急速に改善していくなか、まずはバルテリ・ボッタスが1分29秒687でトップに立つ。
トップタイムはルイス・ハミルトンの1分27秒893。2番手にバルテリ・ボッタス、3番手にセバスチャン・ベッテル、4番手にキミ・ライコネンという順で通過。
Q2ではジョリオン・パーマー、ダニール・クビアト、フェルナンド・アロンソ、カルロス・サインツ、フェリペ・マッサが脱落となった。
【Q3】
路面コンディションはドライ。1回目のアタックではルイス・ハミルトンが1分27秒231でトップに立つ。そして、最終アタックでは1分26秒600という驚愕のタイムを記録して母国のファンの前でポールポジションを獲得した。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イギリスGP
高速サーキットのシルバーストン。ダウンフォースが増した2017年型マシンF1マシンでタイムがどこまで短縮されるかに注目が集まっている。高速化したマシンに対応して、FIAは数カ所のコーナーにテックプロバリアを追加している。
フリー走行3回目では終盤に雨が降りウェットコンディションに。前半のドライコンディションではルイス・ハミルトンが1分28秒1分28秒063。2番手には0.032秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続き、3番手のバルテリ・ボッタス、4番手のキミ・ライコネンを含め、メルセデス対フェラーリのポール争いへと期待をもたせた。
現地時間13時。予選のコンディションは雨。気温16.6℃、路面温度22℃。小雨だが、風の強いコンディションでセッションは開始した。
ポールポジションを獲得したのは母国グランプリとなるメルセデスのルイス・ハミルトン。1分26秒600を記録して自身67度目のポール獲得。ミハエル・シューマッハの68まであと1つに迫った。
2番手には0.547秒差でキミ・ライコネン、3番手にはセバスチャン・ベッテルとフェラーリの2台が続いた。
4番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)。だが、ボッタスはギアボックス交換により5グリッド降格が決定しているため、9番グリッドからのスタートとなる。
以下、5番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、6番手にニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、7番手にセルジオ・ペレス、8番手にエステバン・オコン(フォース・インディア)が続いた。
マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンがQ3進出を果たして9番手。今シーズン初めてチームメイトのフェルナンド・アロンソを上回り、自身予選最高位となった。アロンソはQ2で敗退して13番手で終えた。アロンソはパワーユニット交換により30グリッド降格が決定しており、最後尾からのスタートとなる。
ハースはロマン・グロージャンがQ3に進出してして10番手、ケビン・マグヌッセンが17番手。トロ・ロッソはダニール・クビアトが12番手、カルロス・サインツが14番手とともにQ2で敗退。ウィリアムズはフェリペ・マッサが15番手、ランス・ストロールが16番手と苦戦。ザウバー勢は揃ってQ1敗退を喫した。
ダニエル・リカルド(レッドブル)は、Q1でエンジントラブルでストップ。連続Q3進出が断たれた。
F1イギリスGP 決勝は、明日16日(日)の21時(現地時間13時)から行われる。
2017年 第10戦 F1イギリスGP 予選結果
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分39秒069 | 1分27秒893 | 1分26秒600 |
2 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分40秒455 | 1分28秒992 | 1分27秒147 |
3 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分39秒962 | 1分28秒978 | 1分27秒356 |
4 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分39秒698 | 1分28秒732 | 1分27秒376 |
5 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分38秒912 | 1分29秒431 | 1分28秒130 |
6 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分39秒201 | 1分29秒340 | 1分28秒856 |
7 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分42秒009 | 1分29秒824 | 1分28秒902 |
8 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分39秒738 | 1分29秒701 | 1分29秒074 |
9 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分40秒011 | 1分30秒105 | 1分29秒418 |
10 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分42秒042 | 1分29秒996 | 1分29秒549 |
11 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1分41秒404 | 1分30秒193 | |
12 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 1分41秒726 | 1分30秒355 | |
13 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分37秒598 | 1分30秒600 | |
14 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 1分41秒114 | 1分31秒368 | |
15 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | 1分41秒874 | 1分31秒482 | |
16 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分42秒573 | ||
17 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分42秒577 | ||
18 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー | 1分42秒593 | ||
19 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分42秒633 | ||
20 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分42秒966 |
ルイス・ハミルトン ポールポジションラップ (F1イギリスGP)
関連:【動画】 F1イギリスGP 予選 ダイジェスト
【Q1】
開始時はスーパーソフトを履くマシンとインターミディエイトを履くマシンに分れた。だが、コンディションはウェットであり、メルセデス、フォース・インディア、ザウバー、ウィリアムズがスーパーソフトでスタートしたが、すぐにインターミティエイトに交換した。
まずはインターでスタートしたレッドブルのダニエル・リカルドが1分42秒966でトップに立つ。だが、エンジン系のトラブルでセフター2でストップ。マシン撤去のためここでセッションは一時赤旗中断となった。
再開後も雨は降り続いたものの、各車タイムを更新。その後、路面コンディションは改善し、エステバン・オコンがスーパーソフトに交換して6番手タイムを記録。
フェルナンド・アロンソは、ギリギリでスーパーソフトへ交換。残り1秒を切ってラインを通過してなんとかタイムアタックに間に合い、1分37秒598をマークしてトップタイムでQ1を通過した。
Q1ではランス・ストロール、ケビン・マグヌッセン、パスカル・ウェーレイン、マーカス・エリクソン、そして、ダニエル・リカルドが脱落となった。
【Q2】
Q2では、バルテリ・ボッタスがソフトを選択した以外、全ドライバーがスーパーソフトでセッションをスタート。コンディションが急速に改善していくなか、まずはバルテリ・ボッタスが1分29秒687でトップに立つ。
トップタイムはルイス・ハミルトンの1分27秒893。2番手にバルテリ・ボッタス、3番手にセバスチャン・ベッテル、4番手にキミ・ライコネンという順で通過。
Q2ではジョリオン・パーマー、ダニール・クビアト、フェルナンド・アロンソ、カルロス・サインツ、フェリペ・マッサが脱落となった。
【Q3】
路面コンディションはドライ。1回目のアタックではルイス・ハミルトンが1分27秒231でトップに立つ。そして、最終アタックでは1分26秒600という驚愕のタイムを記録して母国のファンの前でポールポジションを獲得した。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イギリスGP