メルセデス、5トークンを費やしたアップグレードを投入

アップグレードされたパワーユニットは、スパ・フランコルシャンでのフリー走行1回目に両マシンに搭載されたが、メルセデスがどのパーツをアップグレードしたかの詳細を明かしていない。
FIAのリリースによると、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグは新しい内燃機関(ICE)、ターボチャージャー、MGU-HとMGU-Kを使用していることがわかる。
ただ、これだけではどのコンポーネントがアップグレードされたものかははっきりしない。
トークンの使用は、ルイス・ハミルトンのターボチャージャーとMGU-Hがシーズンの規定数を超え、グリッドペナルティを受けるのと同じタイミングで実行された。
今後、ルイス・ハミルトンがさらなるペナルティを受けることを回避するために、チームはここで新しいパワーユニットを2基投入し、コンポーネントのストックを作るという方法を取っている。チームメイトのロズベルグには、まだペナルティなしで交換できる規定内のパワーユニットが1基残っており、鈴鹿で投入されるものと考えられている。
メルセデスのカスタマーチームは、F1ドイツGPで新品のパワーユニットを投入したため、次にパワーユニットを交換するまでアップグレードの恩恵を受けることはできない。
メルセデスは、今年の6トークンを残しているが、それをいつ使うことになるのかは不明だ。
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