マックス・フェルスタッペン
メルセデスは、将来にマックス・フェルスタッペンと契約することに関心を持つ可能性はあるが、レッドブルとの契約がある限り、干渉するつもりはないと主張する。

マックス・フェルスタッペンは、2016年もトロ・ロッソでレースがすることが決定しているが、レッドブルのボスが彼に十分に競争的なクルマを与えることができなければ、2018年序盤にフリーエージョントになるか可能性がある。

今年F1デビューしたばかりのマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに、すでにフェラーリへの移籍が噂されているが、フェルスタッペンが移籍を検討した場合には、もちろんメルセデスも潜在的な移籍先になり得る。

メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、マックス・フェルスタッペンがメルセデスのレーダーにいることを認めるが、彼の契約を破るようなことをするつもりはないと述べた。

「彼には目を向けている」とトト・ヴォルフはコメント。「個人的に彼のことを評価している。父と息子がアプローチしているやらい方、彼の競技キャリアに取り組んできた方法は機能している」

「もちろん、彼にはF1での居場所がある。彼はレッドブルと長期契約を結んでいるので、我々の話題にはなっていない」

「私が常に認識しているF1で論争になるようなことがあり、それがレッドブルがやっているようにF1のためにドライバーを育て、リスクを冒しているのであれば、それを守らなければならないと私は思っている」

「我々はそのような関係に干渉するつもりはない。状況が我々の方をむけば、問題はない。だが、そうならなければ、干渉はしない」

トト・ヴォルフは、2014年にマックス・フェルスタッペンとメルセデスに関与する可能性について交渉の場を持ったが、最終的にトロ・ロッソでのシートを用意したレッドブルに負けた。

マックス・フェルスタッペンの印象的な活躍に関わらず、トト・ヴォルフはライバルが彼を保持していることに後悔はないと主張する。

「いいや。私はマックのために障害のない体系化されたジュニアプログラムや育成のはっきりとした道筋を提供することができなかった」

「彼には素晴らしい才能があると感じたし、チームに彼を起用できればいいだろうと感じた」

「だが、我々はテストドライバーやリザーブの役割、もしくはGP2やDTMのシートしかオファーできなかった。ヘルムート(マルコ:レッドブル)が彼にオファーできたようなね」

「彼がそのようなルートを進んだのは完全に論理的なことだ」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / マックス・フェルスタッペン