メルセデス
メルセデスも、フェラーリに加えて2016年からレッドブルにF1エンジンを供給することを考え始めたようだ。

レッドブルと現在のパートナーであるルノーは、もはや離別間近と考えられており、最近、フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、2016年からレッドブルにマラネロ製のパワーユニットを提供してもいいと申し出ている。

しかし、フェラーリの契約にはワークスチームに供給されるものから1段階劣るカスタマー仕様という条件がつけられていると言われており、レッドブルはメルセデスへの問い合わせを強化したとされる。

これまでメルセデスは、カスタマーにも完全に同一の製品を供給していると主張しており、ロータスがルノーに買収されれば供給枠にも1つ空きができる。

「実際、自分のライバルが強くなるのを手助けするなど、あり得ないことだ」とメルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォウフは Sport Bild にコメント。

「しかし、同時に我々は純粋なエゴイズムとチャンピオンシップの福利の間でバランスを取らねばならない」

「もちろん、健全でエキサイティングなプラットホームは重要なことはわかっているし、強力なライバルと戦っての勝利は価値が増す」

「チームとして、我々は何よりも自分たちのアドバンテージを求めており、チャンピオンシップに勝つことを第一に考える。だが、参加者としてはシリーズ全体に対する責任も負っている」

関連:フェラーリ、レッドブルへのエンジン供給に前向きな姿勢 - 2015年6月22日

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / レッドブル・レーシング