メルセデスGP 可変リアウイング
メルセデスGPは、可変リアウイングをアクセルとブレーキに次ぐ第3のペダルを使って足で操作しているという。

2011年のF1は、KERSの復活と可変リアウイングが導入されたことで、ステアリングホイールにボタンが増加。多くのドライバーが、安全性への懸念を表明している。

だが、Auto Motor und Sport によると、メルセデスGPは、ステアリング上ではなく、ブレーキペダルの左側に設置されたペダルで可変リアウイングをコントロールしていると報道。

メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは「もしボタンを使っての操作するなら、ドライバーたちはすべてのボタンを同時に使わなければならない場合に複雑な操作を求められるのかもしれない」とコメント。

「我々のドライバーは何の問題も抱えていない」

ミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグは、左足ブレーキングのため、物理的にブレーキング時に誤って可変リアウイングを作動させることはなく、賢いレイアウトといえる。

またフリー走行や予選では、可変リアウイングの使用場所が制限されていないため、ペダルシステムであれば可変リアイングをより容易に操作することができる。

マクラーレンは、ステアリングホイール裏のパドルで可変リアウイングを操作する方法を採用している。

メルセデスGP MGP W02 動画 : オンボードカメラ



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カテゴリー: F1 / メルセデスF1