マクラーレン F1メキシコGPでルーキーFP1枠にパト・オワードを起用
マクラーレンは、F1メキシコシティGPのルーキーFP1枠にリザーブドライバーであるパト・オワードを起用することを発表。オワードは母国メキシコの観客の前でMCL38のステアリングを握ることになった。

F1チームのリザーブドライバーとインディカーのArrow McLarenのドライバーとしての役割を両立しているオワードは、F1チームがシーズン中に2回のFP1で若手ドライバーを走らせることが義務付けられているため、その機会を得ることになった。

2024年シーズンのマクラーレンのリザーブドライバーに昇格したオワードは、チームの2021年型車の開発テストに何度か参加する前に、F1マシンの経験を積んでいる。25歳のオワードは、2021年の若手ドライバーテストをアブダビで走り、2022年と2023年のアブダビ・グランプリ・ウィークエンドの両方でFP1を走った経験もある。

「今日は皆さんにお伝えしたいとてもワクワクするニュースがある」とオワードはマクラーレンのソーシャルメディアチャンネルに投稿されたビデオで語った。

「メキシコグランプリでマクラーレンのF1に参加することになった。今回はFP1でマシンに乗り込む予定だ」

「待ちきれない気持ちだ。本当に夢が叶った瞬間だ。母国のファンの前でF1マシンに乗り込むことができるんだからね。アンドレア(ステラ)やザク(ブラウン)、チームの皆さんに感謝してもしきれない。このような素晴らしい機会を与えていただき、本当にありがとう」

「今年は車がロケットのような速さなので、僕も自分の役割を果たし、チームをできる限り助けたい。今週末はインディカーのナッシュビル戦があるので、今はそちらが最優先だが、早く出発したい。今週末にはヨーロッパに飛び、F1の任務を開始する。待ちきれないよ」

オワードは、16レースを終えて419ポイントを獲得し、2024年のインディカー・シリーズのランキングで現在6位につけている。

メキシコシティ・グランプリの週末は10月25日から27日にかけて開催され、マクラーレンは現在、コンストラクターズ選手権とドライバーズ選手権の両方でレッドブルと競っている。




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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1メキシコGP