マクラーレンF1代表 「ポールポジションでチームとマシンの進歩を確認」
マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレア・ステラが、2024年F1第10戦スペインGPの予選を振り返った。

ランド・ノリスは週末を通して速く、常にスペインでのポールポジション争いに加わっていた。Q3の最初の走行ではフェルスタッペンに及ばなかったが、次の走行ではマシンから最大限の力を引き出して、キャリア2度目のグランプリポールポジションを獲得した。

チームはレースペースに問題がないと考えているため、明日はどんな展開も起こり得る。しかし、ピアストリはQ3で散々な結果に終わり、チームメイトのポールポジション獲得を横目にグリッド最後尾からのスタートとなった。ユーズドタイヤでの最初のラップタイムはコースアウトのため抹消され、さらに2回目の走行でミスを犯してグラベルに乗り上げてタイムを記録できなかった。しかし、ペレスのグリッド降格により、彼のポジションは繰り上がる。

「ドライバーにとってもマシンにとっても非常に厳しいバルセロナのようなサーキットでポールポジションを獲得することは、チーム全体にとって素晴らしい結果だ。最近、重要なマイルストーンを達成してきたが、ポールポジションは依然として達成できなかったものの1つだった。このポールポジションで、チームとマシンの進歩を確認できて良かった。ランドの素晴らしいドライビングだ。彼は予選を完璧に走り、そして重要な場面で、キャリア最高のラップタイムを記録した」とアンドレア・ザイドルはコメント。

「今回も非常に接戦となった。明日何が起こるか分からない。集中力を保ち、ランドのポールポジションから良いスタートを切るよう最大限努力しなければならない」

「オスカーのほうは、予選セッションは少々乱雑だった。リズムをつかむのに少し苦労し、Q3ではトラックリミットを超えずに効果的にラップをまとめることができなかった。しかし、ペースは十分にあることは分かっているし、明日はまったく異なる状況になるだろう。リセットして、改善すべき点を確認し、スタート位置よりも良い順位でゴールし、チームにとって重要なポイントを獲得することを楽しみにしている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1スペインGP