F1：2021年のプレシーズンテストの廃止を検討
現在、F1チーム代表者たちは、コストを削減するための様々な方法を検討しており、チームは新レギュレーションの導入を1年延期し、2021年も今年のシャシーを走らせることで合意している。
また、来年の開発に関しても合計でマシンの“60％”を凍結することが話し合われている。
さらにリバティ・メディアは、少なくとも9戦が延期・中止となった2020年のF1カレンダーをいったん白紙化。当初のカレンダーとはまったく異なるものになる可能性があると語っている。
F1フランスGPは延期となる10番目のレースになると予想され、シーズンは7月初旬にオーストリアで開始する可能性が高まっている。
その後は、F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンが語るよりに、3連戦と1週間の休暇でレースが行われると推測されている。また、必要に応じて、1月に2020年シーズンの開幕戦を実施するという話もある。
だが、そのようなクレイジーなスケジュールが話し合われるなか、F1のチーム代表者たちは2021年のプレシーズンテストの廃止についても議論している。
マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは「それは間違いなく我々のレーダーにあることだ」と The-Race に語った。
「最も重要なことは、我々の人員を守ることだ。レースの週末自体が最大の問題であるとは思わない。最大の問題は、我々全員が家を離れる日数だ」
「例えば、2日間のイベントを開催したり、来年のテストをスキップしたりすることでそれを助けることができるのであれば、それによってもたらされるコスト削減に加えて、間違いなく検討する必要があるものだと思っている」
「チーム、FIAとF1の間でもあらゆる議論が行われている」
アンドレアス・ザイドルは、F1マシンが最後に走ったのは3月上旬だが、2020年のシーズンがスタートする前にテストに行いたいかという質問にアンドレアス・ザイドルは「それは検討していない」と語る。
「我々全員が、長い休憩の後でもレーストラックに戻って再び走行することが大きな問題ではない状態にあると思う」とアンドレアス・ザイドルは語る。
「毎年、我々はウインターブレイク後に完全に新しいマシンでそれを実現している」
「各チームの信頼性を確認できれば、正直なところ、それは大きな問題ではないと思う」
「我々全員がオーストラリアでレースをする準備ができていた。最終的には、荷物をもう一度梱包してレーストラックに行き、2日間の準備日があれば、準備は整う」
カテゴリー： F1 / マクラーレンF1チーム
