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来季マクラーレンに移籍するカルロス・サインツの父親は、マクラーレンのスタッフたちは、近年の低迷はホンダのエンジンの責任ではなく、チーム側に間違いがあったことを十分に認識していると語る。

マクラーレンは2015年にホンダをF1に復帰させてタイトル奪還を狙ったが、信頼性と競争力に欠けた3シーズンのパートナーシップの後半には、チームの上層部はその責任はホンダ側にあるとの批判を繰り返した。

昨シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消して今年からルノーのF1パワーユニットに乗り換えたマクラーレンだが、皮肉なことにパフォーマンス不足はエンジンではなく、シャシー側に問題があることが露呈されることになった。

カルロス・サインツSnr.は、マクラーレンのスタッフはそのことを十分に承知していると語る。

「誰もがルノーのエンジンを搭載すれば、少なくともルノーのオフィシャルチームの前にいられると考えていたが、そうはならなかった」とカルロス・サインツSnr.は Movistar にコメント。

「だが、私はマクラーレンには有能な人材がいると心から信じている。1年後に対応できるチームだし、彼らはどん底にいると思いたい」

「マクラーレンの人々は『エンジンではなく、我々がやっていたことが間違っていた。もう十分だ。来年にむけて正しいことをやり始めている』と言っている」

また、息子のカルロス・サインツは、今年ルノーでうまくやっていたと評価。2019年にマクラーレンで輝くことを期待していると語る。

「カルロスにとって序盤はクルマを理解するのが難しかった」とカルロス・サインツSnr.はコメント。

「彼は快適に感じることができていなかった。快適に感じることができれば、最後の0.1~0.5秒を引き出せる」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム