F1 マクラーレン フェルナンド・アロンソ スペイングランプリ 2018年のF1世界選手権
マクラーレンのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーン、そして、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPにむけての意気込みを語った。

開幕4戦を終えて、マクラーレンは36ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権4位、全戦でポイントを獲得しているフェルナンド・アロンソがドライバーズ選手権で6位につけている。F1スペインGPでは“Bスペック”レベルの大幅なアップグレード投入を予定している。

フェルナンド・アロンソ (マクラーレン)
「ヨーロッパ、スペイン、それに自宅に戻るれるのは素晴らしいことだ! 母国のファンの前でレースをする感覚に勝るものはない。出身国でレースができることは本当に幸運なことだ。全てのドライバーがその機会を得られるわけではない。毎年、スペインのファンからのサポートはますます大きくなっている。スペインGPは夏休みまでの忙しい数カ月間のスタートだ。マクラーレンにとっても、他のレースへの参戦がある僕にとってね。そのチャレンジのための準備は十分にできているし、今後数戦が僕たちにどのようなものをもたらしてくれるか本当ン興奮している。僕たちがいくつかの開発を進めているのはわかっているけど、一晩でグリッドの先頭に押し出してくれる魔法の弾丸などないこともわかっている。ファクトリーでは多くの作業が実施されているし、まだやらなければならない仕事はたくさんある。バルセロナは新しいものを評価し、自分たちがどの位置にいるかを確認し、シーズンを通して僕たちが進めるべきクルマの開発の方向性を判断するチャンスだ。いつものように、特にバクーでバトルを戦い抜いた後なので、母国のファンの前で今週末再びトラックでハードにプッシュするのを楽しみにしている」

ストフェル・バンドーン (マクラーレン)
「いつもヨーロッパのレースに向かうことには非常に嬉しい親しみを感じる。バルセロナは特にね。僕たち全員が熟知しているトラックだし、多くの時間を過ごしてきた場所だ。実際、プレシーズンテストであの場所にいたことをずっと前のこととは感じられない! ありがたいことに、今回は天候はもう少し当てにできるはずだ。多くのテストをしているし、僕たちはサーキットについて多くのデータを持ってるけど、プレシーズンテストでは天候と僕たちが抱えていた問題によってそれほど代表的な走行はできなかった。でも、バクー以来、僕はファクトリーでシミュレーターでの時間を過ごしてきたし、トラックに情報を移行して、金曜日からできる限りパッケージを理解することが鍵に握るだろう。そのパッケージはいくつか新しいコンポーネントが含まれるし、金曜日はそれについて学び、評価するために懸命に作業していくことになる。評価しなければならないことはたくさんあるし、他チームも同じことを計画しているはずだ。だから、多くのポイントを獲得するためには、いつものようにハードにレースを戦い、信頼性を確保し、戦略うを最適化する必要がある」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「チーム全体がバルセロナに戻ることを楽しみにしている。素晴らしいサーキットだ。カレンダーのなかでも最高水準のサーキットのひとつだ。ヨーロッパでレースを再開するときはいつもシーズンの第2章が幕を開けるような気分になる。また、今回は愛されているブランドセンターが復活されることになるし、パドックには全てのチームのホスピタリティユニットが揃うので、本当に“新学期”のような感覚を覚える。我々にとっては、フェルナンドのホームレースであり、我々が受けるサポートは素晴らしいという言葉では言い表せない。ファンはいつも別次元の熱狂をもたらしてくれる。ほとんどのチームと同じように、我々は金曜日にテストする新しいパーツをクルマに持ち込み、残りの週末とレースでそのどれを進めていくかを決定する計画を立てている。物流的な理由でバルセロナはそれらを実装する最も論理的なタイミングではあるが、我々が最終レースまで常にそうしているように、シーズンの長期計画の一部だ。我々はグランプリ毎に段階的に進んでいるし、我々のパッケージがと直面している課題に取り組んでいけることを期待している。我々全員がフェルナンドのホームの観客の前で両方のクルマがポジティブな週末を送れることを目指している」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1スペインGP