マクラーレン ホンダ F1
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、マクラーレン・ホンダとして最後のレースとなるアブダビGPにむけて、チームは今年ホンダと苦しいシーズンで成し遂げたことを誇りに思うべきだと語る。

マクラーレンは、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足に3年連続で苦しめられることになった。

これまでのマクラーレン・ホンダのベストリザルトは、ハンガリーGPでフェルナンド・アロンソがもたらした6位入賞だが、エリック・ブーリエは、ホンダとの逆境に直面してきたチームの努力を強調する。

「2017年の締めくくりとなるアブダビGPへ向かっている。チャンピオンシップで上位につけるような結果は伴わなかったが、今季我々がチームとして成し遂げてきた戦いを誇りに思う」とエリック・ブーリエはコメント。

「それぞれのメンバーが、レースごとにパッケージを進化させるために絶え間なく努力してきた。今週末も例外ではなく、シーズン閉幕まだべてのセッションで全力を尽くす」

「これまで、コース上でパッケージを評価し改善する機会をすべて活用し、多くのことを学んできたので、今週末も同様に重要な時間だ」

マクラーレンは、2018年からルノーと新たなパートナーシップを開始することが決定しており、これまでのシーズンを顧みるよりも将来に集中したいと思っているが、それでも今年の経験は競争力のあるクルマを届けるための経験をもたらすと語る。

「2017年と18年のレギュレーションは変更点が少ないので、これまで収集した多くのデータが、シーズンオフの開発に役立つし、来季のパッケージを作っていく上で必要となる意思決定の判断材料になる」

それでも、エリック・ブーリエは、アブダビでの最終戦にむけてマクラーレン・ホンダとしてのコミットメントは損なわれていないと語る。

「チームを代表して、マクラーレン・ホンダに関わる全員が、希望と敬意を持ち、一丸となってアブダビへ乗り込むということを述べておく」

「この3年間、一人ひとりが信じられないほどのハードワークを見せてくれたし、いい時も悪い時も常に絶やさなかったコミットメントを、最後まで継続していく。チーム全員が目指すところは一つ、懸命に取り組んでいいかたちでシーズンを終わるということだ」」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1アブダビGP