マクラーレン・ホンダ F1 イギリスグランプリ
マクラーレン・ホンダは、F1イギリスGPの決勝で、ストフェル・バンドーンがポイント獲得まであと一歩の11位でフィニッシュ、フェルナンド・アロンソはリタイアとなり、ポイントを獲得することはできなかった。

フェルナンド・アロンソにとっては、またもや残念なレースとなった。20番手からスタートしたアロンソは、徐々にポジションを上げ、数周後には最高13番手を走行。しかしながら、レース終了まで残り半分となったところで燃料システム系の不具合が発生し、レースをリタイアすることになった。

8番手からスタートしたストフェル・バンドーンは、タイヤ交換のためにピットインするまでは、最高7番手でレースを走行。ただ、4.02秒というピットストップでの遅れにより、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)に追い抜かれ、事実上、ポイント獲得の望みが絶たれる結果となった。今季初の入賞を惜しくも逃したものの、11位で完走した。

フェルナンド・アロンソ (リタイア)

「僕たちにとっては、難しい週末だった。ペナルティーによってレースを最後尾からスタートし、前方にいる複数のマシンを追いかけている際に、また問題が発生した。不具合によるパワーユニットへの損傷がなく、今後も引き続き使えることを願っている。今日、ストフェルは11位だった。それを考えると、僕たちには入賞できるほどのスピードはなかったと思うし、仮に僕が完走していたとしても13位か14位だっただろう。今日のリタイアは悔しいが、入賞のチャンスがあるときにリタイアによってポイントを逃すよりはまだよかったと思っている。ここからは、次のハンガリー戦に目を向ける。次回は、僕たちにとって今回よりもいい週末になるはずだ」

ストフェル・バンドーン (11位)

「再び入賞を、惜しくも逃してしまったことは残念だ。それでも、今週末にはポジティブな点がたくさんあった。今日のレースでのペースはとても励みになった。このようなサーキットで、フォース・インディアとウィリアムズの両マシンとあれだけ接近して走行できたことは、本当にポジティブになれる点だったと思う。ただ、レースではすべてが完璧だったわけではない。ピットストップが思ったほどスムーズにいかなかったので、ピットを出たときにフェリペ・マッサとサイドバイサイドになり、ポジションを明け渡してしまった。僕たちのペースはマッサのペースと非常によく似ており、彼の前のポジションで完走するチャンスは確実にあっただけに残念だ。残念ながらポイント獲得には至らなかったが、今日はとても前向きになれる要素があった。僕たちの時代はいつか来ると確信している」

エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)

「グリッド後方から力強いスタートを切ったフェルナンドは、周回遅れのマシンを追い越しながら徐々にポジションを上げ、レースを3分の1走りきったころには、13番手で堅実に走行。一方のストフェルは、9番手で着実な走りをみせていた。そのため、燃料システム系のトラブルが発生し、それにより出力を失い、フェルナンドが35周目でリタイアを余儀なくされたことは残念だった。同不具合の原因については、現在も調査中だ。残り10周の時点で、ストフェルはマッサと10位をかけてバトルをしていた。結局、ポイント獲得というストフェルの望みはかなわなかったものの、堅実かつ見事な走りだった。我々は、ここから次戦が開催されるハンガロリンクに移動する。ハンガロリンクにはカーブやコーナーが多数あり、それらが短いストレートでつながっている。次戦では競争力が少し上がることを願っている」

長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)


「ここまでいいかたちで週末を過ごせてきただけに、あと少しのところでポイント獲得に至らず、悔しい結果となりました。ストフェルはいい位置からスタートし、粘り強く中団での戦いを続けました。レースを通して全力でプッシュを続けてくれたと思いますが、惜しくも11位に終わりました。フェルナンドは最後尾のスタートから大きく順位をあげ、ポイント圏内に迫っていましたが、燃料システム系のトラブルによりリタイアせざるを得ませんでした。原因については現在調査中です。結果は残念なものになりましたが、ここ数レースでは競争力が向上していますし、今日もポイントを獲得できるだけのペースはあったと思っているので、悔しいレースの中にもいくつかのポジティブな要素はあったと思います。我々のマシンと相性がいいハンガリーでは、いいレースができると思います。ポイントを獲得できるよう、チーム一丸となって準備を進めます」

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カテゴリー: マクラーレン | ホンダ | F1イギリスGP