マクラーレン・ホンダ F1
マクラーレンは、ホンダとパワーユニットパートナーを継続していくかを夏休み頃に決定するとマネージングディレクターを務めるザク・ブラウンは明かした。

マクラーレン・ホンダは、F1カナダGPでフェルナンド・アロンソがポイント圏内の10番手を走行し、今シーズン初ポイントが見えた残り2周、ホンダのF1エンジンが故障してリタイアを喫した。

マクラーレンは、チーム史上最悪となる開幕7戦でノーポイントという状況に陥っている。

ザク・ブラウンは、このような現状は“受け入れがたい”と述べ、他の選択肢を検討していることを認めた。

「皆さんがご存じのように、我々はもう数年間このような状況だ」とザク・ブラウンはコメント。

「今年は大きな前進が必要だった。シーズンはまだ終わっていないが、我々が後退しているかなり明らかだ。我々はこれまでF1シーズンで最悪のスタートを切っている。受け入れがたいことだ」

「すぐに状況を変える必要がある。我々は同じ状況で2018年に向かうつもりはない。もしくはパフォーマンス向上が確認されていないもので2018年に向かうつもりはない。経営委員会は、マクラーレンは1番でなければならないと我々に伝えている。我々のビジネスにおいてそれができていないのは明らかだ。これ以上、競争力のない状況でいるわけにはいかない」

「(ジョナサン)ニールが過去に言ったようにあらゆるオプションがテーブルに乗っている。今日決定する必要はないが、早急にしていくつもりだ。決定する必要に迫られたときにはマクラーレンの最大の利益となる決定をする」

ホンダとの将来を決定する最終期限について質問されたザク・ブラウンは、F1が2週間のシャットダウンに入る8月が鍵を握るだろうと述べた。

「はっきりとした最終期限はないが、2018年の計画をかなり進歩させる夏休みあたりが適切だと言って差し支えないと思う。そのタイムフレームでマクラーレンがフィールドのトップに返り咲くと思える決定をしていく」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1