マクラーレン・ホンダ F1
マクラーレン・ホンダは、F1スペインGPでの戦略に関する判断ミスが、フェルナンド・アロンソの結果を影響したと認めた。

予選で衝撃的なパフォーマンスで7番グリッドを獲得したフェルナンド・アロンソだが、1周目の2コーナーでのフェリペ・マッサとの接触でコース外に押し出されて後退。

レースは、フェルナンド・アロンソよりも前のグリッドからスタートした3台のマシンがリタイアしたが、12位フィニッシュが精一杯だった

フェリペ・マッサとの接触後、11位でコースに復帰したアロンソは、ハースの2台とカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)を捕えていたが、1回目のピットストップの後、シークエンスの異なるダニール・クビアト(トロ・ロッソ)の後ろで身動きが取れなくなった。

「フェルナンドにはペースがあったし、前のクルマよりも速かった。だが、彼はそれを活かすことがでいなかった」とマクラーレンのCOOを務めるジョナサン・ニールは Autosport にコメント。

「ストラテジーチームは、アンダーカットにトライことを決断をした」

「私はそれを理解できるが、レーストラックの考察に問題があった。起こった後に全体の状況を見て言うのはとても簡単なことだがね。だが、その時はそういう判断だった」

「その後、クビアトの後ろに引っかかった。彼はおそらくクビアトより3~4秒速かったが、抜くことができなかった」

「我々にストレートスピードがないことその答えだと思う」

「フェルナンドはストレートへ向けて差を縮め、DRS圏内に入ることができたが、ストレートでは手を引かなければならなかった。我々にとってクビアトはあまりに速かった」

その後、フェリペ・マッサとの接触したストフェル・バンドーンによって導入されたバーチェルセーフティカーによってライバルの何人かは利益を得たが、マクラーレンはその直前にフェルナンド・アロンソの2回目のストップを終えていた。

「我々は彼をフラストレーションから解放するために異なるタイヤに交換するためにフェルナンドをピットに入れた。その時点で我々がセーフティカーを引き起こし、我々は多くのタイムを失った」

その接触でレースをリタイアしたストフェル・バンドーンだが、責任を問われて次戦F1モナコGPで3グリッド降格ペナルティを科せられている。

ジョナサン・ニールは、その決定を不満に思っている。

「ストフェルはマッサを見ていなかった。ストレート終わりのスピードはかなり高かった。あれはレーシングインシデントだと思う」

「FIAはモナコでの3グリッド降格ペナルティを科した。不運だ。マッサのレースは影響を受けなかったし、ストフェルは影響を受けた。それで十分に痛みはあったと考えてほしかった」

「だが、ルールが細部まで行き、合理的で、標準化されており、予測可能なのであれば、ロボットでもそれができるだろう。その後プレスでそれについて話し、レフリーの決定について不満を言うなどまったく楽しいことではない!」

「我々は薬を飲んで、次に進むことにするよ」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1