マクラーレン・ホンダ:Q2敗退もタイヤ戦略で有利 / F1メキシコGP 予選
マクラーレン・ホンダは、F1メキシコGPの予選で、フェルナンド・アロンソが11番手、ジェンソン・バトンが13番手だった。
フェルナンド・アロンソ (11番手)
「レース戦略という意味では、予選11番手というのが、今日僕たちが夢見ることができたベストなポジションだったと思う。明日のレースではスタート時のタイヤを自由に選択できるとともに、コース上のクリーンサイドからのスタートとなる。なので、今日は多くのことが自分たちの思い通りに進んだとも言える」
「ただ残念ながら、ここでは十分な速さがない。数戦前は当たり前のようにQ3に進出し、7番手または8番手のポジション争いをしていたのに対し、ここでは9番手または10番手争いをしている。そのような状況なので、僕たちとしては11番手の方がいいと思っている。ただ、それは枝葉の問題です。もっと大事なのは、僕たちがここではペース面で少し苦労している理由を理解する必要があるということだ。明日の決勝で重要な要素となるタイヤの摩耗は、チームやセット、また日によっても状況が異なっている。従って、明日は誰もが少し未知の状況を体験することになると思う。戦略に関しては非常にフレキシブル、かつオープンに決定する必要があるし、その上で、自分たちになにができるのかを見てみよう。また、僕たちはタイヤを自由に選択することができるので、トラフィックに引っかからないことが明日の優先事項の一つになる」
ジェンソン・バトン (13番手)
「Q2で使用済みタイヤを履いてアタックした走行が、実際にはベストラップとなった。最終ラップでは、センター1で新品タイヤをうまく機能させることができず、そこで0.3秒遅れた。セクター2と3はよかったけど、セクター1ではバランスをうまくとることができなかった。現実的に、予選11番手および12番手というのが、僕たちが達成しうる最善のシナリオだったと思う。そうなれば、レースに向けては完ぺきだった。ただ、11番手と13番手でもそれほど悪くはない。特に僕はコースのクリーンサイドからのスタートとなるし、タイヤ選択が自由にできるからね。それこそが、今回のようなレースに向けて必要なことだ。トップ10入りを果たしても、9番手または10番手ではよくない。これは、Q2でスーパーソフトタイヤを装着して走行した場合、そのタイヤを履いて決勝をスタートしなければならないためだ。スーパーソフトタイヤは管理しにくいタイヤだし、明日僕たちにはさらにいい戦略があるかもしれない。明日の決勝でのペースが今日の予選よりもよくなることを願っている。僕たちは悪い状態にあるわけではないし、レースを楽しみにしている」
エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「F1史上メキシコGPが開催されたのは、1962年のノンチャンピオンシップレースを除いてたった16回です。そしてマクラーレンは、そのうち3回のグランプリで勝利を収めました。同じく3回の優勝を飾ったのはロータスとウィリアムズだけであり、それ以上の勝利を収めたチームはほかにいません。従って、当然のことながら、11番手および13番手という予選結果には満足していません。我がチームの偉大な地位や名声が築き上げられるような予選パフォーマンスではないからです。ただそうは言っても、Q3進出を逃した場合は、それが達成し得るベストな結果なのです。11番手のフェルナンドは、トップ10のドライバーとは違って、レースに向けてタイヤ戦略を自由に選択することができます。また、クリーンサイドのグリッドからスタートするので、ほこりっぽい路面では大きなメリットとなる可能性があります。一方、ジェンソンもフェルナンドのすぐ後方にあたる13番グリッドからスタートするため、彼にも同様のメリットがあります。それらすべてを考慮すると、我々は両ドライバーの入賞を期待できるのです。それを達成することは容易ではないでしょうし、実際、容易にできることでは決してありません。ただ、フェルナンドもジェンソンも最もハードなレーサーの一人なので、明日のレースではトップ10入りを果たすために懸命な走りをみせてくれるでしょう」
関連:F1メキシコGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1メキシコGP
フェルナンド・アロンソ (11番手)
「レース戦略という意味では、予選11番手というのが、今日僕たちが夢見ることができたベストなポジションだったと思う。明日のレースではスタート時のタイヤを自由に選択できるとともに、コース上のクリーンサイドからのスタートとなる。なので、今日は多くのことが自分たちの思い通りに進んだとも言える」
「ただ残念ながら、ここでは十分な速さがない。数戦前は当たり前のようにQ3に進出し、7番手または8番手のポジション争いをしていたのに対し、ここでは9番手または10番手争いをしている。そのような状況なので、僕たちとしては11番手の方がいいと思っている。ただ、それは枝葉の問題です。もっと大事なのは、僕たちがここではペース面で少し苦労している理由を理解する必要があるということだ。明日の決勝で重要な要素となるタイヤの摩耗は、チームやセット、また日によっても状況が異なっている。従って、明日は誰もが少し未知の状況を体験することになると思う。戦略に関しては非常にフレキシブル、かつオープンに決定する必要があるし、その上で、自分たちになにができるのかを見てみよう。また、僕たちはタイヤを自由に選択することができるので、トラフィックに引っかからないことが明日の優先事項の一つになる」
ジェンソン・バトン (13番手)
「Q2で使用済みタイヤを履いてアタックした走行が、実際にはベストラップとなった。最終ラップでは、センター1で新品タイヤをうまく機能させることができず、そこで0.3秒遅れた。セクター2と3はよかったけど、セクター1ではバランスをうまくとることができなかった。現実的に、予選11番手および12番手というのが、僕たちが達成しうる最善のシナリオだったと思う。そうなれば、レースに向けては完ぺきだった。ただ、11番手と13番手でもそれほど悪くはない。特に僕はコースのクリーンサイドからのスタートとなるし、タイヤ選択が自由にできるからね。それこそが、今回のようなレースに向けて必要なことだ。トップ10入りを果たしても、9番手または10番手ではよくない。これは、Q2でスーパーソフトタイヤを装着して走行した場合、そのタイヤを履いて決勝をスタートしなければならないためだ。スーパーソフトタイヤは管理しにくいタイヤだし、明日僕たちにはさらにいい戦略があるかもしれない。明日の決勝でのペースが今日の予選よりもよくなることを願っている。僕たちは悪い状態にあるわけではないし、レースを楽しみにしている」
エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「F1史上メキシコGPが開催されたのは、1962年のノンチャンピオンシップレースを除いてたった16回です。そしてマクラーレンは、そのうち3回のグランプリで勝利を収めました。同じく3回の優勝を飾ったのはロータスとウィリアムズだけであり、それ以上の勝利を収めたチームはほかにいません。従って、当然のことながら、11番手および13番手という予選結果には満足していません。我がチームの偉大な地位や名声が築き上げられるような予選パフォーマンスではないからです。ただそうは言っても、Q3進出を逃した場合は、それが達成し得るベストな結果なのです。11番手のフェルナンドは、トップ10のドライバーとは違って、レースに向けてタイヤ戦略を自由に選択することができます。また、クリーンサイドのグリッドからスタートするので、ほこりっぽい路面では大きなメリットとなる可能性があります。一方、ジェンソンもフェルナンドのすぐ後方にあたる13番グリッドからスタートするため、彼にも同様のメリットがあります。それらすべてを考慮すると、我々は両ドライバーの入賞を期待できるのです。それを達成することは容易ではないでしょうし、実際、容易にできることでは決してありません。ただ、フェルナンドもジェンソンも最もハードなレーサーの一人なので、明日のレースではトップ10入りを果たすために懸命な走りをみせてくれるでしょう」
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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1メキシコGP