マクラーレン F1 2016 ドイツGP 予選
マクラーレン・ホンダは、F1ドイツGPの予選で、ジェンソン・バトンが12番手、フェルナンド・アロンソが14番手だった。

ジェンソン・バトン (12番手)
「今回は、僕にとってかなり難しい週末だ。マシンで走行する時間を失い、十分な準備ができなかった。ここは走り込みをしていなければ、難しいサーキットだ」

「昨日はいくつか問題が発生した。目に違和感があったため、早々にマシンから降りる結果となった。そして今朝もいくつかトラブルが発生したため、FP3ではスーパーソフトタイヤを履いて走行するチャンスを失った。従って、状況があまりわからないまま、予選に挑むことになった。それでも、12番手というのはまずまずの結果だし、チームメートよりも前のポジションにつけるのは、常にうれしいものだ。ただ、マシンのバランスに関しては、まだ満足できていない。たとえ今日の予選ですべてのことをまとめ上げ、ウィリアムズに勝ったとしても、トップ10に入るのが困難であることはわかっていた。明日の決勝でポイントを獲得できる可能性はある。かなりおもしろいレースになるはずだし、スタートと戦略が重要になる。僕たちになにができるのかを見るのを楽しみにしている」

フェルナンド・アロンソ (14番手)
「今日Q3に進出できなかったことは、少し残念だ。14番手というポジションはあまりいい結果ではないけど、僕たちはこのサーキットではブタペストほどの競争力がない。午後の予選では、トラフィックに引っかかったため、ラップをうまくまとめることができなかった。それが、もう少し上のポジションを獲得できなかった理由だ。また、ホッケンハイムの長いバックストレートや大きな加速ゾーンは、僕たちのマシンにはあまり適していない。ポジティブな点は、僕たちには新品タイヤがたくさん残っていることだ。それによって、スタートでは有利になりますし、戦略面ではもう少しクリエイティブになることもできる。明日は厳しいレースになるけど、ポイント獲得のチャンスはあるので、いくつかポジションを挽回できればと思う」

エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「我々は最近進化しているという兆しがあっただけに、午後の予選でいずれのドライバーもQ3に進出できなかったことは残念でした。ただ、タイムシートだけではなく、その先を見てみると、予選前にスムーズな走行ができなかったことは明らかです。ジェンソンは昨日の午後、近くの病院に行くことになりましたし、FP3ではブレーキコンポーネントのアセンブリーに不具合が発生したため、プログラムが思うように進みませんでした。それでも、我々は明日のドイツGPに向けていいポジションにつけていますし、両マシンともタイヤ戦略が自由に選択できるというメリットがある中、スタートします。まだできることはたくさんありますし、両ドライバーがトップ10に入り、夏休み前に貴重なワールドチャンピオンシップポイントをいくつか獲得することを目標にします」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1ドイツGP