マクラーレン
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、シーズン最終戦までに2015年のドライバー発表することを望んでいるが、現在は選択肢を評価している段階だと述べた。

セバスチャン・ベッテルがフェルナンド・アロンソに代わってフェラーリ加入するとみられるなか、フェルナンド・アロンソのマクラーレン加入が噂されている。

2007年、当時のチーム代表であるロン・デニスとの確執の末、契約解除というカタチでマクラーレンを離れたというフェルナンド・アロンソだが、マクラーレンとの2015年の契約交渉次第では、1年の休暇を強いられる可能性もある。

2015年のドライバーラインアップについてのヒントは漏らそうとしないエリック・ブーリエだが、マクラーレンは来月のF1アブダビGPまでに発表する方向で進んでいると明かした。

「シーズンが終わる前にドライバーラインアップについての決定を明らかにできることを願っている。必要以上に時間がかかっているのは事実だ」

この状況により、現マクラーレンドライバーのジェンソン・バトンの将来が不確かなままになっているが、エリック・ブーリエは、今でもジェンソン・バトンは候補に含まれると語る。

「彼が快適ではないかもしれないのは理解できるし、彼は明らかに将来について懸念を抱いている」とエリック・ブーリエはコメント。

「だが、繰り返しになるが、残念ながら、私はマクラーレン・レーシングを任されており、チームのためにベストの道を選ばなければならない。当然、ドライバーは我々の議論のなかで非常に重要だ。ジェンソンの長期の残留は十二分に検討されているが、全てのデータを並べて、どのようなドライバーラインナップが望ましいのかを今でも調査している」

最近のジェンソン・バトンが結果を出していることが決定に影響を与えるかとの質問にエリック・ブーリは「「正直、今はそういったことを検討していない」とコメント。

「我々はジェンソンの価値を知っている。彼がワールドチャンピオンクラスのドライバーであり、すでにタイトルを手にしたことはわかっている。彼の仕事を守るために、トラック上で何か成果を追加する必要はない」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム