マクラーレン MP4-29のリアサスペンションが論争の的に
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Auto Motor und Sport は、“独創的なトリック”として、マクラーレンのデザイナーがMP4-29のメインウィングの下部に現在では禁止されているウィングを擬態したリアサスペンションを使っていると報道。
「チャーリー・ホワイティングが反応するどうかを見るのは興味深い」と同紙は伝えた。
「彼が反対しない場合、ライバルはすぐにキャッチアップしなければならないだろう」
F1の公式サイトでは、MP4-29のソリューションは「FIAによって合法だと考えられている」としているが、リアサスペンションのレイアウト全体を完全に再設計するのは非常に困難なため、ライバルチームは抗議する可能性があるという。
フェラーリのジェームズ・アリソンとレッドブルのエイドリアン・ニューウェイは、意表を突かれたようだ。
「私が目にしたのは、ぼんやりとした写真だけだ」とジェームズ・アリソンは述べた。
「だが、興味をそそられるものであり、それについてもっと多くを知りたいと思っている」
エイドリアン・ニューウェイは、MP4-29のソリューションの合法性を疑っているようだ。
「写真は見ていない」とエイドリアン・ニューウェイはコメント。
「だが、解説によると、8つのサスペンション・エレメントがあるようだ。その部分は6つのエレメントが許されている。さらにサスペンションの幅については明白な規約がある」
Auto Motor und Sport は、FIAは昨年夏にマクラーレンに“ゴーサイン”を与えたと伝えている。
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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム