ジェンソン・バトン
マクラーレンは、F1マレーシアGPでジェンソン・バトンのレースを台無しにしたピットストップの混乱は人為的ミスによるものだったと述べた。

少なくとも5位は確実とみられていたジェンソン・バトンだったが、3回目のピットストップで右フロントホイールがきちんと装着されていない状態でピットアウト。ピットレーンではバックギアに入れてはいけないため、バトンはピットレーンで停止。メカニックがマシンを元の位置に戻すのを待たなければならなかった。

ジェンソン・バトンは、この間に1分45秒近くを費やし14位に後退した。その後12位まで追い上げたが、タイヤの酷いバイブレーションのためリタイアした。

マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、ピットストップの信号システムのスイッチが早く入ってしまったため、ジェンソン・バトンはゴーの合図を受け取ったと述べた。

「約120ミリ秒間で彼は青信号を見た。それで彼は一瞬の反応でボックスを離れた」

「この信号は、マシンの周囲にあるマイクロスイッチやボタンなど、あらゆる状態によってコントロールされている。そして、ボタンが押されると約120ミリ秒で元に戻る」

「クルーはピットストップを2秒以下で実行しようとしている。このときは多くのことが進行しており、大きなプレッシャーがかかっている。人為的ミスのせいで青信号になった」

「ドライバーがこれほど速くスタートしなければよかったのにと思う場面のひとつだ...」

この問題を受けてマクラーレンは手順を修正するのかという質問にマーティン・ウィットマーシュは大幅な変更は必要ないだろうと答えた。

「二重の安全装置がある。まだできることはあると思うが、最終的にシステムの故障ではなかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ジェンソン・バトン