マクラーレン、ブロウン・デュフューザー禁止の恩恵に期待
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マクラーレンは、レースペースではレッドブルに近づいているが、予選ではレッドブルのブロウン・デュフューザー戦略の差がパフォーマンスに現れていると考えている。
「(禁止になれば)予選でコンマ5秒くらい近づくことはかなりあり得ることだ」とマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは Auto Motor und Sport にコメント。
ジェンソン・バトンも「彼ら(レッドブル)は、予選ラップではノンストップでディフューザーに排気ガスを使っているけど、レースでは違う」と blick にコメント。
7月中旬のF1イギリスGPでブロウン・ディフューザーを禁止したいというFIAの意向は、今週の木曜日にロンドンでF1チーム代表とチャーリー・ホワイティングによって議論される予定となっている。
「FIAと解釈が違った場合、チーム側は訴えることができる。だが、その一方で法廷での判決が連盟の解釈だとも言える」
レッドブルのエイドリアン・ニューウェイは、FIAがシーズン途中に安全性以外の理由で技術規約の変更を推し進めようとしていることに驚きと怒りを表明している。
しかし、ピレリの情報筋は「(レッドブルの)エキゾーストはあまりにタイヤに近過ぎる」と O Estado de S.Paulo にコメント。
情報筋によるとエキゾーストは700℃の熱を発生するため、安全面においてタイヤとの距離は少なくとも40cmは空いているべきだと語った。
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム