マクラーレン、コバライネン5位、ハミルトンはノーポイント (フランスGP)
マクラーレンは、F1フランスGP決勝レースで、ヘイキ・コバライネンが4位、ルイス・ハミルトンがは10位だった。
昨日の予選で5グリッド降格ペナルティが科せられ、10番グリッドからのスタートとなったヘイキ・コバライネンだが、安定したペースで順位をあげ、4位でフィニッシュした。
一方、10グリッド降格により、13番手からスタートしたハミルトンは、レース序盤にコースアウト時にセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクしたとみなされ、ドライバースルーペナルティが科せられ、ポイント圏内でのレースから離脱。ハミルトンはペナルティに不満を述べた。
ヘイキ・コバライネン (4位)
「グリッド降格処分を考えると、上々のリザルトだと思う。また、10番グリッドからスタートして4位フィニッシュしたことは、戦略の適切さを証明している。初回スティントでは、遅いクルマをオーバーテイクしようと何度もトライした。その甲斐あって、抜き去った後は後続に水を開けると同時に、先行車両との差を詰めることができた。レースを通じてマシンフィールが抜群だったうえ、ブリヂストンタイヤも的確に機能した。終盤はヤルノ(トゥルーリ)との差を詰めて、どうにか前に出ようとしたが、残念ながらそれは叶わなかった。ヤルノは必死にポジションを守った。彼のディフェンスに拍手を送りたい」
10位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「僕のドライブスルー・ペナルティは、とても厳しい呼び出しだった。自分としては、フェアにベッテルをオーバーテイクして、自分が先にコーナーに入ったと感じていた。だが、僕がアウト側だったので、クラッシュを避けるにはターンインを遅らせるしかなかった。その時にリアがブレークして、縁石に乗る羽目になった。それ以降は、チェッカーまでずっとプッシュし続けた。残念ながら、今季3戦目のノーポイントレースになってしまったが、まだ10戦も残っている。去年はキミ(ライコネン)が逆転でタイトルを勝ち取った。そう考えれば、落ち込む理由はどこにもない。トップとは10ポイント差。次は地元シルバーストンなので、巻き返しのきっかけとしたい」
ロン・デニス
「実にチャレンジングな週末だった。だが、ヘイキは素晴らしいドライビングを披露するとともに、チェッカーフラッグまでいいファイトをしてくれた。ルイスは、ドライブスルーペナルティで大きなダメージを受けた。今週末のことはそのまま受け入れて、前に向かって歩みを進めたい。戦闘力のあるマシンがあるうえ、ふたりの素晴らしいドライバーに恵まれているので、チームには確かな力がある。英国GPに集中して、最良のリザルトを残したい。シルバーストンでは、上位で戦える自信がある」
ノルベルト・ハウグ
「ペース自体は悪くなかった。ルイスは、ドライブスルーペナルティさえなければ、3位でフィニッシュできたはずだ。ヘイキは、10番グリッドからスタートして4位チェッカーという素晴らしい仕事をしてくれた。それだけにトゥルーリをオーバーテイクできなかったことが残念だ。とはいうものの、ファンはヘイキの敢闘精神を喜んでくれたに違いない。次は英国、その次はドイツと、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにとって、2戦連続のホームGPが待ち受けている。ルイスと首位の差は10ポイントにすぎない。残りレースを考えれば、大きな差ではない」
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ルイス・ハミルトン / ヘイキ・コバライネン / F1フランスGP
昨日の予選で5グリッド降格ペナルティが科せられ、10番グリッドからのスタートとなったヘイキ・コバライネンだが、安定したペースで順位をあげ、4位でフィニッシュした。
一方、10グリッド降格により、13番手からスタートしたハミルトンは、レース序盤にコースアウト時にセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクしたとみなされ、ドライバースルーペナルティが科せられ、ポイント圏内でのレースから離脱。ハミルトンはペナルティに不満を述べた。
ヘイキ・コバライネン (4位)
「グリッド降格処分を考えると、上々のリザルトだと思う。また、10番グリッドからスタートして4位フィニッシュしたことは、戦略の適切さを証明している。初回スティントでは、遅いクルマをオーバーテイクしようと何度もトライした。その甲斐あって、抜き去った後は後続に水を開けると同時に、先行車両との差を詰めることができた。レースを通じてマシンフィールが抜群だったうえ、ブリヂストンタイヤも的確に機能した。終盤はヤルノ(トゥルーリ)との差を詰めて、どうにか前に出ようとしたが、残念ながらそれは叶わなかった。ヤルノは必死にポジションを守った。彼のディフェンスに拍手を送りたい」
10位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「僕のドライブスルー・ペナルティは、とても厳しい呼び出しだった。自分としては、フェアにベッテルをオーバーテイクして、自分が先にコーナーに入ったと感じていた。だが、僕がアウト側だったので、クラッシュを避けるにはターンインを遅らせるしかなかった。その時にリアがブレークして、縁石に乗る羽目になった。それ以降は、チェッカーまでずっとプッシュし続けた。残念ながら、今季3戦目のノーポイントレースになってしまったが、まだ10戦も残っている。去年はキミ(ライコネン)が逆転でタイトルを勝ち取った。そう考えれば、落ち込む理由はどこにもない。トップとは10ポイント差。次は地元シルバーストンなので、巻き返しのきっかけとしたい」
ロン・デニス
「実にチャレンジングな週末だった。だが、ヘイキは素晴らしいドライビングを披露するとともに、チェッカーフラッグまでいいファイトをしてくれた。ルイスは、ドライブスルーペナルティで大きなダメージを受けた。今週末のことはそのまま受け入れて、前に向かって歩みを進めたい。戦闘力のあるマシンがあるうえ、ふたりの素晴らしいドライバーに恵まれているので、チームには確かな力がある。英国GPに集中して、最良のリザルトを残したい。シルバーストンでは、上位で戦える自信がある」
ノルベルト・ハウグ
「ペース自体は悪くなかった。ルイスは、ドライブスルーペナルティさえなければ、3位でフィニッシュできたはずだ。ヘイキは、10番グリッドからスタートして4位チェッカーという素晴らしい仕事をしてくれた。それだけにトゥルーリをオーバーテイクできなかったことが残念だ。とはいうものの、ファンはヘイキの敢闘精神を喜んでくれたに違いない。次は英国、その次はドイツと、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにとって、2戦連続のホームGPが待ち受けている。ルイスと首位の差は10ポイントにすぎない。残りレースを考えれば、大きな差ではない」
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ルイス・ハミルトン / ヘイキ・コバライネン / F1フランスGP