フェリペ・マッサ
フェリペ・マッサが、F1シンガポールGPへの意気込みを語った。

フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「モンツァは確かに良い週末だったね。イタリアGPではいくつかの理由で良い結果を出せていなかったことを考えれば、やっとあの独特な表彰台に立てたのは素晴らしいことだ。ファンがスタート-フィニッシュラインに沿って1メートルくらい広がっているのを見るのは素晴らしかったし、みんなが名前を叫んでいるのを聞くのは驚くべきことだったよ。全部が素晴らしい感覚だった」

「同じポジションからスタートして3位でフィニッシュできたのはポジティブな結果だけど、もちろんレース後はもっと多くを成し遂げたかもしれないと考えるものだ。まず第一に、オープニングで非常にエキサイティングな瞬間があった。非常に接戦のなかでポジションを上げられたかもしれないし、そのあとハミルトンとのバトルでクルマにまったくダメージを負わなかったのはラッキーだった。後半、後ろのクルマとのギャップはかなりあったので、ピットストップ前にもう少し長くトラック上に留まっていればバトンの前にでるチャンスがあったと思う。でも、どうなるかなんてわからない。それでも特にチャンピオンシップ争いのポイントという点ではチームにとって素晴らしい結果だったので不満はないよ」

「モンツァではいつも美しいオールドスタイルのほてるにステイするんだけど、土曜日にはそこでエリック・クラプトンとディナーを楽しんだんだ。僕たちは長い付き合いなんだ。彼がフェラーリの大ファンで、初めて会ったときからずっと連絡を取りあっている。でも、彼にギターを弾くコツを尋ねたことはないよ。聞かせるのは自分にとっても苦痛だと思うし、彼にとってはさらに退屈だろうからね!」

「レース前に言ったように、僕たちはずっとモンツァでクルマがうまく働くと期待していた。今年、パフォーマンスはトラックの特性によると指摘していたよね。僕たちのクルマはブレーキングで優れているし、トラクションも素晴らしいので、週末にむけてかなり自信があった。実際、木曜日にエンジニアとの時間を過ごして、シミュレーターで作業するためにマラネロにいたんだ。シンガポールのトラックをドライブするだけでなく、シミュレーターで新しい韓国のサーキットに取り組むのも楽しみにしていた。新しいものを試すのはいつも興味深いよね。最後の5レースにむけて懸命にプッシュし続けなければならない。今はテストがないので、ファクトリーで時間を過ごすことも重要な一部なんだ」

「去年シンガポールのレース逃しているのも、今年のグランプリを楽しみにしている理由でもある。2008年はスタートはとても順調だったけど、みんなが知っている理由でレースは悪夢になってしまった。予選では本当に強かったし、ポールを獲得して、他のみんなよりコンマ6秒くらい速く速かったので素敵な勝利を期待していた。今回はそれを達成できればいいね」

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カテゴリー: F1 / フェリペ・マッサ / スクーデリア・フェラーリ / F1シンガポールGP