マルシャ
マルシャとウィリアムズとの間で合併についての話し合いがあったことをメルセデスのエグゼクティブディレクターでウィリアムズの株式を保有するトト・ヴォルフが明かした。

マルシャに関しては、ケータハムと合併について話し合っていることが明るみに出ているが、この交渉は破たんに終わったようだ。

最近の噂では、マルシャのオーナーであるアンドレイ・チェグラコフが、ザウバーおよびウィリアムズと合併の交渉をしているされていたが、トト・ヴォォルフはこの噂を認めた。

「話し合いの一つはマルシャとのものだ。彼らはザウバーとも話し合っている」とトト・ヴォルフはコメント。

「トニー・フェルナンデスのようなチームに年間5,000万〜7,000万もの資金を提供できる裕福な人物はいるが、パフォーマンス面ではどこにも行き着かない」

「その一方で、自己資金で運営するチームの株式を5%かもう少しを購入することができれば、取締役会のメンバーになれるだろう。年間5,000万〜7,000万も払わなくても、2,000万や3,000万で自分のブランドをプロモートできる。そうなればマルシャは閉鎖になるだろうし、ケータハムやその他もクローズするかもしれない。そのような話し合いが立ちいかないのはそれが理由だ」

マルシャは、昨年からひとつ順位を挙げて、2013年シーズンを10位で終えているが、2010年に参戦してから一度もポイントを獲得していない。2012年には前年より27.4%増加の5,900万ポンド(約99億円)の純損失を計上。売上は2.9%増の2,940万ポンド(約50億円)に留まったが、経費は8.7%増の7,610万ポンド(約128億円)に達したことが理由だ。

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カテゴリー: F1 / マルシャ / ウィリアムズ・レーシング