ロマン・グロージャン
ロータスは、ロマン・グロージャンはF1韓国GPでチームがキミ・ライコネンにポジションを譲るようにチームオーダーを発動しなかったことを受け入れていると述べた。

ロマン・グロージャンは、レース終了間際にライコネンより速いと感じていたが、チームは順位の交換を指示することを拒否し、グロージャンにレースをするよう伝えた。

F1ドイツGPとF1イギリスGPでは、ロマン・グロージャンに対してキミ・ライコネンにポジションを譲るようチームオーダーが出されていた。

ロータスのトラックサイドオペレーションディレクターのアラン・パーメインは、ロマン・グロージャンの感情を気遣って無線で“表彰台で微笑む”ように伝え、チームはチームオフィスでの報告会でこの件について話し合い、問題を解決した。

「彼は悩んでいた。それは当然のことだ」とアラン・パーメインはコメント。

「我々は今年2回、彼にキミを抜かせるよう指示した。それらの追い抜きを指示したときは正当な理由があった」

「ニュルブルクリンクでは、キミがベッテルを倒すチャンスがあると考えたし、シルバーストンではレース中盤にキミの方がずっと速かった」

「だが、今日はベッテルを倒す現実的な可能性はなかった。最後まで彼らがレースをしていたのはそれが理由だ」

「ロマンは、自分自身に失望しただろう。最後にちょっとしたメッセージを伝えたのは彼を落ち着かせるためだ」

「彼は完全に問題ない。我々は報告会でヒステリを戻すこともできたが、何もなかった。彼は『自分がミスをしたことはわかっているし、そこから学んでいく』と言っていた」

「キミは幸運だったが、その幸運を利用できるポジションに自分を置いていた。彼にとっても良かった」

「チームとしてそれはあまり重要ではない。我々は今日、メルセデスとフェラーリから大量のポイントを奪った。素晴らしいことだ」

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カテゴリー: F1 / ロータス / ロマン・グロージャン