F1 2018年のF1世界選手権
F1は、2018年F1世界選手権の序盤にインターネットライブ配信サービス『F1 TV』を開始することを発表した。

F1ファンは、OTTプラットフォームを通じて複数の言語(英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語)で広告の入らないライブストリーミングを視聴することが可能になる。『F1 TV Pro』では全てのセッションで20名全員のドライバーのオンボードカメラを視聴することができる。

プラクティス、予選、レースのライブ配信に加え、プレスカンファレンスやレース前、レース後のインタビューも配信される。また、サポートシリーズのF2、GP3、ポルシェ・スーパーカップなどの視聴可能になるという。

当初はヨーロッパおよびアメリカを含めた20か国でPCでの配信から開始し、モバイルおよびTVアプリに関しては、Amazon、Apple、Androidで段階的に導入される。F1 TV Proの価格は月額8~12ドル(約859円~1288円)が予定されており、年間割引もあるという。

より安価な『F1 TV』はライブ配信ではないが、レースのタイミングデータや無線コメンタリー、各レース週末のハイライトを視聴できる。また、F1が所有する歴史的なアーカイブビデオコンテンツも視聴できる。F1 TVのコンテンツ配信は、F1の公式パートナーであるタタ・コミュニケーションズが行う。


F1のデジタルおよびニュービジネスのディレクターを務めるフランク・アルゾファーは「F1 TVの開始により、我々はデジタルトランスフォーメーションの基礎を築く旅を開始する」とコメント。

「F1 TV購読サービスは、明らかに、そして確実に我々の最も厳しいコアなファン向けのものだ。我々はスポーツに常に新しいオーディエンスを迎え入れているが、日頃から熱心なF1ファンに貢献できる製品と経験を提供することにも集中し続ける必要がある」

「F1 TVに関する我々の目的はシンプルだ。そのようなファンにグランプリを生観戦できる最適なサービスを提供し、世界最高のスポーツOTTの体験を提供することだ。我々のチームならびにパートナーたちはその展望をもたらすことに必死になって集中している。単に開始するだけでなく、長期に渡って提供できるようにしたい。ライブストリーミング動画はほぼ毎日変わるエキサイティングなスペースだ」


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カテゴリー: F1 / リバティ・メディア