フェルスタッペンは「とても支えてくれた」 ローソンが語る降格劇の舞台裏

ローソンは2025年、セルジオ・ペレスの後任としてレーシングブルズからレッドブルへ昇格。しかしオーストラリアGPと中国GPのわずか2戦でシートを失い、チームは角田裕毅を起用する決断を下した。
当時、この判断にはフェルスタッペン自身も不満を抱いていたと報じられている。
フェルスタッペンとの関係を語るローソン
ローソンは『High Performance Podcast』で、フェルスタッペンの人柄について次のように語った。
「マックスは本当に自然体な人なんだ。あれほど高いレベルにいて、あれだけの実績を持つ立場なら、そうならなくてもおかしくないと思う」
「しかも僕だけじゃなくて、誰に対してもそうみたいなんだ。彼は純粋にレースが好きで、クルマの話やレースの話をするのが好きな人なんだと思う」
リザーブ時代から続く気遣い
ローソンによれば、フェルスタッペンはリザーブドライバー時代から積極的に声を掛けてくれていたという。
「僕が加入した頃から、彼はいつも僕のことを気に掛けてくれた。挨拶してくれたり、声を掛けてくれたりね」
「僕がまだリザーブでF2を走っていた時も、『F2はどうだ?』『クルマはどうだ?』『調子はどう?』と聞いてくれたんだ」
「当時は本当にうれしかったし、彼はいつもそういう自然体の人だった」
フェルスタッペンは4度のF1世界王者という立場にありながらも、若手ドライバーに対して分け隔てなく接していたことがうかがえる。
降格後も受けたサポート
ローソンにとって、レッドブルからの降格はキャリア最大級の試練だった。
そんな中でフェルスタッペンは大きな支えになったという。
「レッドブルに昇格してから起きた一連の出来事の中で、彼は本当に支えてくれた」
「詳しいことはあまり話したくないけれど、とても支えてくれた。本当に、本当に支えてくれたんだ」
ローソンは当時、多くの関係者と話をしたものの、フェルスタッペンとも直接この件について話し合ったと明かした。
「その時期には多くの人と話をした。でも彼ともそのことについて話したし、本当に支えてくれた」
フェルスタッペンが示した不満
ローソンの降格は2025年シーズン序盤最大の話題のひとつとなった。
レッドブルは開幕わずか2戦でドライバー交代を決断したが、この判断についてフェルスタッペンは当時から懐疑的な姿勢を見せていたとされる。
今回のローソンの証言からは、フェルスタッペンが公の場での発言だけでなく、個人的にもローソンを支えていたことが分かる。
今も続く信頼関係
フェルスタッペンとローソンがレッドブルでチームメイトとして過ごした期間は短かった。しかし今回の発言は、その間に築かれた信頼関係が現在も続いていることを示している。
厳しい降格劇を経験したローソンにとって、グリッド最高峰のドライバーからの支援は大きな励みとなったようだ。また、このエピソードはフェルスタッペンの競争心だけでなく、若手ドライバーを気遣う一面を改めて浮き彫りにしている。
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