リアム・ローソン レーシングブルズF1残留「2026年のF1の変化が楽しみ」
リアム・ローソンは2026年シーズンもレーシングブルズでレースを続けることが正式に発表された。

Visa Cash App Racing Bulls(VCARB)は12月2日(火)に来季のドライバーラインナップを公開し、その中でローソンの残留が確定した。2025年、ローソンは困難な状況が多い中でも印象的なパフォーマンスとプロフェッショナリズムを発揮し、チームを支える重要な戦力として実力を示してきた。

2026年はF1が大規模な技術レギュレーションの変革期を迎えるが、VCARBは経験を持つローソンと、レッドブル・ジュニア出身のアービッド・リンドブラッドを組み合わせた新体制でシーズンに挑むことになる。ローソンに対するチームの信頼は厚く、これまでの働きが来季も重要な役割を担うべきドライバーとして評価された形だ。

2026年の参戦に向けて、ローソンは次のように語っている。

「2026年にVCARBでレースできることを本当に楽しみにしている。F1で変化の年を迎える中で、この機会を与えられたことに引き続き感謝している」とローソンはコメント。

「厳しいシーズンに向けてチームとともに準備を進め、仕事に取りかかる準備はできている。エキサイティングな一年になるし、チームと迎える初めてのプレシーズンを始めるのが待ちきれない。」

チーム代表アラン・パーメインは、ローソンのこれまでのシーズンを振り返り、「彼は今年を通して印象的なパフォーマンスとプロフェッショナリズムを見せており、最も厳しい状況で力を発揮してきた」と評価したうえで、「2026年はこの経験を基盤に、さらに強いパフォーマンスを発揮できると確信している」と述べている。

VCARBは同時に、ハイペースで成長を続けているアービッド・リンドブラッドを来季のチームメイトに起用。若い才能が加わることで、チームは2026年の新レギュレーションに向けて柔軟かつ発展的な構造を築くことになる。また、VCARBでルーキーイヤーを戦ったアイザック・ハジャーは2026年にレッドブル・レーシングへ昇格し、マックス・フェルスタッペンと組むことが発表されており、レッドブルの育成体系がトップチームとジュニアチームの両方で大きく動いた形だ。

大きな変革を迎える2026年、リアム・ローソンが経験を武器にVCARBをどこまで押し上げ、成長を続ける若手たちとともにチームを前進させていくのか。新シーズンはその走りに大きな注目が注がれることになる。

リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

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カテゴリー: F1 / リアム・ローソン / ビザ・キャッシュアップRB