リアム・ローソン 角田裕毅を推すマクラーレンF1首脳の発言は「気にしてない」
マクラーレンのCEOが、角田裕毅がF1でレッドブルのドライブをするに値すると主張したことについて、リアム・ローソンは「まったく気にしていない」と述べた。

リアム・ローソンは、オーストラリアでレッドブル・レーシングでの初週末に波乱に見舞われた。Q1敗退から巻き返しを図ろうとしたが、クラッシュしてレースを終えることになってしまったのだ。

プラクティスを通して、より経験豊富なチームメイトのマックス・フェルスタッペンに遅れをとったリアム・ローソンは、RB21は「遅い」と主張した。

その結果、ローソンはグリッド上でレッドブルの支援を受けるドライバーの中で最下位となり、見落とされた角田裕毅がレーシングブルをトップ5に押し上げた。

ザク・ブラウンはレッドブルをこきおろすチャンスを狙い、角田裕毅は昇格にふさわしいと宣言し、レッドブルの意思決定は「奇妙だ」と非難した。

しかし、コンストラクターズ選手権でのレッドブルの期待を支える役割を担うローソンは、ブラウンのコメントは気にならないと主張している。

「正直に言って、ザクが何を言おうと気にならないね」とローソンは断言した。

「彼と話したこともないし、この2週間、ソーシャルメディアも読んでいない」

リアム・ローソン レッドブル・レーシングレッドブルデビューで苦戦するリアム・ローソン

レッドブルの勢いをつけることを目指すローソン
アルバート・パークでのレッドブル・レーシングでのデビュー戦は、リアム・ローソンにとってF1での12回目のレーススタートとなった。それ以前にはレーシングブルズで2回出場していた。

しかし、レッドブルでのキャリアは散々なスタートを切ったものの、ローソンは今後5週間で4レースを控えており、勢いをつけるチャンスを楽しみにしている。

「ドライバーとしては常に、良い週末を過ごせば、時には少し休みたいと思うものだ」とローソンはコメント。

「そして、悪い週末を過ごすと、またレースがしたくなる。だから、僕にとっては、これは良いことだ」

「それに、シーズンスタートにレースがたくさんあるのも良い。中国の後、1週間の休みがあり、その後3連戦だ」

「このマシンでの経験がまだ少ないので、もっと週末を重ねて、より快適に、より慣れることができるのは良いことだ。」

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カテゴリー: F1 / リアム・ローソン / レッドブル・レーシング