リアム・ローソン F1メキシコGP予選「角田裕毅の赤旗がなければQ3に進出できた」
リアム・ローシンは、メキシコGPの予選でチームメイトの角田裕毅がクラッシュし、RBドライバー2人がQ2敗退となったことに悔しさを滲ませた。

RBドライバーのリアム・ローソンは、予選Q2のセッション終了間際にチームメイトの角田裕毅がターン12でクラッシュしてしまったことで脱落となった。その直後に赤旗が提示されたため、ローソンはラップを失った。そして、残り時間が10秒だったことでセッションは再開されなかった。

ローソンは、あり得たかもしれないことを悔やんだ。

「残念ながら、後方から追い上げる場合は、時にはそういうリスクがある」とローソンは認めた。

「赤旗が出たら、そういうことになる」

「僕たちは正しいことをすべて行っていた。準備を整え、予選までに正直限界に達していた」

「Q3に進出できる自信があった。赤旗が出されたとき、かなりタイムを稼いでいた」とローソンはラップタイムについて付け加えた。

「正直なところ、セクター2と3が通常通りであれば、十分だったはずだ」

「でも、ああ、こういうこともある」

F1復帰2戦目となるローソンは、今週末、角田裕毅と異なり旧スペックのマシンを走らせている。


リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップRB・フォーミュラワン・チーム) メキシコグランプリリアム・ローソンは、チームメイトの角田裕毅のクラッシュによる赤旗でQ2でタイムを更新する機会を失った。

RBはメキシコグランプリで、フロアの変更を含むパッケージを用意しており、イベント特有の冷却要素に加えて、全体的なパフォーマンスの向上が期待できる。ただし、最新のフロアは角田裕毅のマシンのみに搭載されている。

「基本的には、僕が先週運転したマシンと、裕毅のアップグレードされたマシンがある」とローソンは明かした。

「現時点ではその理由が理解できる」

「正直なところ、フロアに関係なく、両方のマシンはQ3に進出できるだけの速さがあった。少なくとも僕たちのガレージ側では、通過できると感じていた」

しかし、その代わりにどちらも進歩することはなく、ハースはケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグの両者をトップ10に入れ、ウィリアムズのアレックス・アルボンが続いた。

RBとハースは、コンストラクターズ選手権の6位を争うポイントで僅差であり、ハースは先週末のアメリカGPでその順位を奪った。コンストラクターズでのチームの順位に応じて賞金が支払われるため、両チームにとって数百万ドルの価値がある戦いだ。

角田裕毅のミスはチームにとってさらに痛手となった。

「Q3に進出できるほど速く、能力の高いマシンが2台揃うことは滅多にない」とローソンは指摘した。

「今、ハースはそれを完全に生かし、2台ともQ3に進出した。そして、起こってしまったことのために、僕たちは2台とも敗退した」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / リアム・ローソン / F1メキシコGP / ビザ・キャッシュアップRB